タイトルだけ見るとプロレスの技のようですが、れっきとしたイチジクの話題です。笑
庭の片隅に植えたイチジクが、梅雨明け以降一気に成長してきました。春先には横枝すらなかったのですが、今では2本の枝が大きく伸び、たくさんの葉が茂っています。
木全体をコンパクトにまとめるため、今は一文字整枝と呼ばれる整枝方法を試しています。今回は自身の備忘録も兼ねて、一文字整枝の1〜3年目の仕立て方について取り上げたいと思います。
一文字整枝とは?
一文字整枝とは、左右並行に伸ばした主枝から母枝を垂直方向に生やし、垣根のように仕立てる方法です。下の図のようなイメージなのですが…スマホだとなかなかうまく描けないですね。。。
※今日はこんな感じの下手くそな絵がたくさん出てきます。
一文字整枝で仕立ることにより、木がコンパクトにまとまるのはもちろん、低い位置に実がつくため収穫しやすくなります。
簡単に書くと、仕立て方は以下のとおりです。
植え付け1年目
真っ直ぐに伸びている枝を地上40〜50cmのところで切り落とし、脇芽を2本だけ残して伸ばします。この2本の枝が後の主枝になります。残した脇芽は出来るだけ左右に伸びるよう誘引します。
ちょうど、我が家のイチジクがこの段階です。
冬になり葉が落ちたら、それぞれの枝の先端部分を切り落とし、枝を誘引しておきます。
◎枝の誘引についてはこちら
植え付け2年目
2本の主枝を地面と水平に誘引し「一文字」の形にします(下の絵の茶色の部分)。地面と垂直方向に生えた枝(緑色の部分)は等間隔になるよう残し、不要なものは切り落とします。
◎2年目春の仕立てについてはこちら
【イチジク】一文字整枝、2年目春の仕立て - アタマの中は花畑
また、両端に生えた枝は1年目と同様、左右に伸びるよう誘引します(これを繰り返して、「一文字」を伸ばしていきます)。
落葉後は以下のように選定します。
両端の枝:1年目同様、先端のみを切り落とす。その後、地面と水平に誘引して「一文字」を伸ばす。
その他の枝:枝元から3〜4節を残して切り落とす。
植え付け3年目以降
2年目と同様、誘引・剪定によって主枝・母枝を充実させていきます。
木を仕立てるのは人生初なのですが、少しでも多くの実が食べられるよう頑張ってみようと思っています。
ちなみに、我が家では白イチジクを育てています。実家で挿し木したものを分けてもらい、庭に植え付けました。実家のように、たくさんの実が収穫できると良いのですが…。
◎我が家のイチジクの種類についてはこちら
我が家のイチジクはどの品種?イチジクの品種と特徴について - アタマの中は花畑