こちらの写真は、我が家のベビーリーフです。正確には、かつてはベビーリーフだったものです。
気軽にサラダが食べられればと思い、家庭菜園に植えていたのですが…厳しい夏を乗り越えるうちにこんなにたくましい姿になりました。
もう葉が硬くて食べられないですね。。。
収穫までの期間が短く、手軽に育てられることから人気のあるベビーリーフですが、普通の葉物野菜とは何が違うのでしょうか?収穫時期だけの違いですかね??
ベビーリーフとは?
ベビーリーフとは、野菜の若葉(発芽後10〜30日程度)の総称です。私が想像していたとおり、収穫時期が早いだけで、その他は普通の葉物野菜とは変わらないようです。
店頭で「ベビーリーフの種」をよく見かけますが、きちんと育てれば普通の葉物野菜になります。(※色々な種が混ざっているため、何が育つかはお楽しみですが…)
よく育てられるのはどんな品種?
野菜の若葉は全てベビーリーフに分類されるため、ベビーリーフとして定義される野菜に決まりはありませんが、よく育てられるのは以下の品種です。
ベビーリーフの栄養価は?
葉は小さくても栄養価はとても豊富です。カルシウム、カリウム、ビタミンA・C、βカロテンといった栄養素の多くは、成長した葉に比べてベビーリーフの方が豊富に含まれています。中には、成長した葉の3〜4倍も含まれている栄養素もあります。
栄養豊富なベビーリーフですが、鮮度の劣化がとても早いため、収穫したら早めに食べるようにしましょう。栄養価を落とさないため、生で食べるのがおすすめです。
スプラウト・マイクログリーンとの違いは?
野菜の若葉と言われると、スプラウトやマイクログリーンを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。ベビーリーフとの大きな違いは収穫時期にあります。ここでは、スプラウト・マイクログリーン以外の分類についてもご紹介します。
(※発芽玄米・発芽豆:発芽直後に収穫)
(※もやし:双葉が成長する前に収穫)
マイクロスプラウト:双葉が緑化していない状態で収穫
スプラウト:双葉が緑化した状態で収穫(※豆苗はここに含まれる)
マイクログリーン:最初の本葉がまだ小さい状態で収穫
ベビーリーフ:本葉がそれなりに大きくなった状態で収穫
野菜:十分に成長した状態
また、スプラウトは水耕栽培が基本ですが、マイクログリーンやベビーリーフは土で育てられることが多いです。
おわりに
最初は備忘録的に書き始めたのですが、気付いたらまとめ記事のようになっていました。
我が家のベビーリーフは既に「野菜化」していますが、まだ食べられそうなものもあるので、早めに収穫してしまおうと思います。