ニチニチソウやペチュニアと同様、マツバボタンも長く楽しめる花の一つです。ダイソーで購入した種(税抜¥100)を蒔いたのですが、7月頃からずっと咲き続けてくれています。
お恥ずかしい話なのですが、私自身、つい最近までマツバボタンとマツバギクを混同していました。。。(※上の写真はマツバボタンです)
名前の由来から辿っていくと両者の見分けができますので、簡単にご紹介します。
マツバボタンの概要
種別:一年草
花色:赤、橙、黄、桃、白など
花期:6〜9月
原産:南米
別名:爪切草(つめきりそう)、日照草(ひでりそう)など
花言葉:無邪気、可憐、忍耐、温和など
◎特徴:
高温や乾燥にとても強く、初心者でも育てやすい花です。一方で耐寒性はそれほどありません。本来は多年草ですが、日本では冬になると枯れてしまうため、一年草扱いされることが多いです。
マツバギクの概要
種別:多年草
花色:赤紫、黄、橙など
花期:4〜5月、または6〜10月(種によって異なる)
原産:南アフリカ
別名:サボテンギク、タイワンギクなど
花言葉:怠惰、怠け者など
◎特徴:
こちらも高温や乾燥に強く、育てやすい花です。マツバギクは、デロスペルマ属(6〜10月頃開花)と、ランプランサス属(4〜5月頃開花)の大きく2種類に分けることができます。ランプランラス属はやや寒さに弱いですが、極端な低温(−5℃以下が目安)を避ければ冬越しも可能です。
▲マツバギク(デロスペルマ属)
▲マツバギク(ランプランラス属)
両者の違いは?
どちらもマツバ(=松葉)の名が付くとおり、葉の形はよく似ていますが、科・属名が異なることから、全く違う品種であることがわかります。
両者の見分け方は、名前の由来から辿っていくといたって簡単です。
また、マツバボタンは一日で花がしぼんでしまう(一日花)のに対し、マツバギクは同じ花が何日も咲き続けます。
また、よく似た花としてポーチュラカが挙げられます。ポーチュラカはスベリヒユ科スベリヒユ属(ポーチュラカ属)に属しているため、マツバボタンの仲間になります。但し、丸みを帯びた葉をしているので、比較的簡単に見分けることができます。
おわりに
今回ご紹介した中ではマツバボタンのみを育てているのですが、マツバギク(デロスペルマ属)やポーチュラカも色とりどりの花を長く楽しめますよね。花壇に空きスペースがあれば、来年は全て育ててみても良さそうです。
(こんな事言ってると、植えたい花ばかりですぐ空きスペースが無くなってしまうんですよね。。。)
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