カエデやイチョウに先立ち、ハナミズキの紅葉が楽しめる季節になってきました。最寄りの駅近くの公園でも、ハナミズキの葉が赤く色付き始めました。
春のイメージが強いハナミズキですが、秋の紅葉も鮮やかですよね。1年で2度楽しめるのはハナミズキならではの魅力です。
ハナミズキの概要
科・属名:ミズキ科ミズキ属
種別:落葉高木
花色:ピンク、白、赤
花期:4〜5月
原産:北アメリカ
花言葉:永続性、返礼、私の想いを受けてくださいなど
◎特徴:
ミズキ科の花木、かつ花が目立つことから「ハナミズキ」と名付けられました。ミズキ科の植物には、サンシュユやヤマボウシなども含まれます。
ハナミズキの「花」の部分とは…
ハナミズキの花は、中央にある黄〜黄緑の部分です。大きな花弁のように見えるピンクや白の部分は総苞片(そうほうべん)と呼ばれる葉で、花ではありません。
4〜5月になると総苞片が大きくなり、その中央に小さな花を咲かせます。
季節を感じられるハナミズキ
ハナミズキは、季節によって見た目(色)が変化します。1本の木で季節を感じられることから、街路樹や庭植え用の木としても人気があります。
◎春:花(総苞片)により、ピンク・白・赤などに変化
◎夏:葉が成長して緑に変化
◎秋:紅葉・実により赤に変化
◎冬:落葉し茶色に変化
来年に向けて…
枝をよく見ると、赤い実の横には既に蕾がついていました。来年の春に向けて、着々と準備が進んでいるようですね。
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