先日のレモンに引き続き、オリーブも初収穫しました!
どうせなら全ての実が完熟するまで待とうと思っていたのですが、先行して熟した実が落ち始めてしまったため、急遽収穫してしまうことにしました。
レモンの収穫についてはこちら▼
過去のオリーブについてはこちら▼
収穫したオリーブ
収穫したオリーブがこちら。実の選抜はとくに行っていないため、お世辞にも綺麗な見た目ではありません。。。実は全部で27個ありました。
何となく、色別に並べてみました。未熟な実から完熟した実まで、様々な色があることがわかります。こうやって並べると綺麗ですね!
自家結実性のある品種を選んだとはいえ、まだ今年植えたばかり。実をつけること自体が奇跡なのですが、まさか27個も収穫できるとは思ってもいませんでした。
まずはアク抜きを!
せっかく収穫したのだから早速食べてみよう!…と思いがちなのですが、オリーブの実には強い渋みがあるためそのままでは食べられません。
そこで、少し手間はかかりますがアク抜きを行うことにしました。「オリーブ アク抜き レシピ」と調べるだけで、すぐにたくさんの方法がヒットします。
アク抜きの方法は様々ですが、ざっくりまとめると以下のようなイメージです。
【①ほど細心の注意が必要だが、短時間でできる】
①苛性ソーダを使用
②重曹を使用
③真水と食塩水を使用
④食塩のみを使用
【④ほど手軽にできるが、時間がかかる】
①の苛性ソーダは、化学の授業で「水酸化ナトリウム(NaOH)」とも呼ばれていたシロモノです。当然ながら手軽に入手できるものではありませんので、通常は②〜④が採用されることが多いです。
早速仕込んでみました!
今回は③(真水と食塩水)でアク抜きをすることにしました。アクの抜け方にもよりますが、③の場合は1か月〜数か月程度かかるようです。
まず、収穫した実を水洗いし、爪楊枝などで数か所穴を空けます。穴を空けることによって、実に食塩水が染みやすくなり、より早くアクが抜けるようになります。
種を抜いてしまうのが一番効率が良いようですが…そこまで器用ではないため、今回は爪楊枝で穴を空けるだけにしておきます。笑
続いて、穴を空けたオリーブを熱湯消毒したビンに詰めていきます。たった27個だと、小瓶の半分程度にしかなりませんでした。。。
あとは真水を注げば、初日の仕込みは完了です!
あとは冷蔵庫で保管し、最初の1週間は水を毎日交換します。2週目以降は、真水から濃度10%程度の食塩水に切り替えます。食塩水の交換は1週間に1度程度で良いようです。
あとは定期的に味を確認し、渋みがなくなっていたら完成です!料理に使う場合はそのままでもOKですが、そのまま食べる場合はかなり塩辛いので、水に浸けて塩抜きしてからの方が良さそうです。
おわりに
思ったより時間がかかることに驚きましたが、来年春くらいには食べられそうです。見た目はそれほど良くなくても、自宅の庭で収穫したものであればより美味しく感じるのでは??と期待しています。