今日は1月7日です。
毎年1月7日になると、七草粥を食べる風習がありますよね。小さい頃は近所の野原に採取に行っていたのですが、最近はスーパーで「春の七草粥セット」を購入することが多いのが現状です。
ただ、今年は少しだけ違います。
購入するのではなく自前で調達する「我が家にあるものだけで七草粥計画」を始動させてみました。
そもそも七草粥とは?
七草粥とは、人日の節句(1月7日)の朝に食べられる行事食で、その1年の無病息災を願って作られます。年末年始に贅沢をした胃を休めるために食べられるとも言われています。
七草粥に必要となるのは、以下の「春の七草」と呼ばれる植物達です。
・セリ
・ナズナ
・スズナ(カブ)
・スズシロ(ダイコン)
これまでに見つけた春の七草
我が家の庭でこれまでに見つけた春の七草は、以下の4種類です。
◎ゴギョウ
ハハコグサ(母子草)の別称。よく似た植物にチチコグサ(父子草)がありますが、ハハコグサの方が丸みを帯びた葉をしています。
◎ハコベラ
ハコベの別称。スズナとスズシロを除けば、一番見つけやすい七草なのではないでしょうか。
小学生時代、保護していた鳥の餌としてハコベを持ち込んだ思い出があります。
コオニタビラコの別称。春に紫色の花を咲かせるホトケノザとは別種です。
他の草との区別がつけられず、個人的には一番探すのに苦労しています。
◎スズシロ
ダイコンの別称。春の七草の中では最もよく食べられています。今年は、我が家の家庭菜園でも育てています。
独特の苦味があるため、小さい頃は全く食べられませんでした。。。
5つ目の七草、発見か…?
残すのはセリ、ナズナ、スズナの3種類。「我が家にあるものだけで七草粥計画」を遂行するためには、他の場所での調達は避けたいところです。
ああ、今年は「四草粥」かなぁ…。
と思っていたところ、あることに気が付きました。それがこちらの20日大根ミックス。
実は、家庭菜園の一角で20日大根を育てています。種のパッケージを見ると、右下にラディッシュの写真が…!
これはもしや!と思い、家庭菜園に行ってみると…。やっぱりありました。
見つけたのは赤カブ(ラディッシュ)のみでしたが、カブはカブなのでOKとします。
これで5つ目の七草、スズナも発見です。
早速「五草粥」を作りました
今年収穫できたのは5/7種類なので、作るのは「春の五草粥」です。改めて、今回収穫した植物達を見てみましょう。
左から、スズシロ・スズナ・ホトケノザ・ゴギョウ・ハコベラです。ホトケノザとゴギョウのサイズが小さいような。。。
これらを細かく刻み、軽く塩茹でしておきます。
あとは、別で作っておいたお粥に混ぜれば完成です!見た目はそれほど良くありませんが、とても優しい味でした。
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そもそも「庭の草で七草粥もどきを作ろう!」と思い立ったのは以下の記事を投稿した頃です。この時点ではゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズシロの4種類を見つけています。
残りの3種類はというと…
ナズナは庭に生えてくる可能性がありますし、スズナは家庭菜園でも育てられます(※今年はラディッシュで代用しましたが)。
ただ、庭でセリを収穫するのは難しいのでは?と思っています。「我が家にあるものだけで七草粥計画」、いつになったら完遂するのでしょうか…?