久し振りにフルマラソンに出場することもあり、最近は深夜にジョギングをしています。走行記録を気軽に記録するため、人生初のウェアラブル端末(スマートバンド)を購入しました!
使用を始めたばかりですが、購入の決め手、基本的な使い方、使ってみた感想についてまとめてみました。機能的なレビューではなく、ウェアラブル端末初心者の感想として読んでいただけると幸いです。。。
- HUAWEI Band 4 Proの基本仕様
- 購入の決め手
- 早速開封!
- 初期設定
- 最低限の操作方法
- Huawei Healthアプリとの同期方法
- ファームウェアの更新方法
- 心拍数の計測方法
- ジョギングで使ってみました
- トレーニング結果をアプリで確認!
- フルマラソンに参加してきました!
- 【余談】妻も購入していました
- おわりに
HUAWEI Band 4 Proの基本仕様
HUAWEI Band 4 Proの基本仕様は、公式サイトにまとめられています。購入してから気付いたのですが、まだ発売されたばかりだったんですね。
HUAWEI Band 4 pro/グラファイトブラック【日本正規代理店品】 内臓GPS搭載/リアルタイムトレーニング/24時間心拍測定
購入の決め手
私自身、今回購入する決め手となったのは以下3点です。
①価格
まず重視したのが価格です。スマートウォッチやスマートバンドの中には3,000円程度で入手できるものもありますが、もう少し選択肢を増やすため予算は「1万円以内」としました。
②GPS内蔵
次に重視したのが「GPS内蔵」であることです。スマートバンドはトレーニング目的でも使用されるため、走行距離などを記録できる機種が多いイメージです。ここで注意しておきたいのが、走行距離の計測方法です。大きく3つの方法に分けられ、価格帯も異なります。
(1)GPS内蔵
→スマートバンド自体にGPSが内蔵されています。スマートバンド単体で走行距離・走行軌跡を記録できるため、スマートフォンを身につけておく必要はありません。
(2)GPS連携
→スマートバンドにはGPSが内蔵されていませんが、スマートフォンとペアリングすることで走行距離・走行軌跡を記録することができます。常にスマートフォンを携帯する必要がありますが、価格帯は(1)よりも安価です。
(3)GPSなし
→トレーニングメニューや歩数などをもとに走行距離を推定します。GPS機能を使用している訳ではないため、正確さは上2つに比べて劣ります。また、走行軌跡の記録もできません。価格帯は(2)よりも更に安価です。
私の場合は、スマートバンド単体で走行距離・走行軌跡を記録できる点に惹かれ、GPS内蔵の機種を探すことにしました。
③バッテリーの持ち
あと重要なのがバッテリーの持ちです。いざ使いたい時に電池が切れてた!…というのは避けたいので、充電の回数はできるだけ少ないものが良いですね。
以上の3点を考慮し、HUAWEI Band 4 Proを購入することにしました。欲を言えば、もう少しバッテリーの持ちが良いと良かったのですが…予算1万円以下+GPS内蔵というのはすごく魅力的でした。
ちなみに…
スマートバンドの現在位置を他の人に共有する機能があれば良かったのですが、この機能は付いていませんでした。Google マップの機能を使って位置情報を共有できるらしいので、この機能を使う時くらいはスマートフォンを携帯しておこうと思います。
早速開封!
早速、購入したBand 4 Proを開封します。家電量販店で購入したことろ、アームバンドまで付けてくれました。アームバンドは持っていなかったので、これは嬉しいオマケです。
箱の裏側はこんな感じです。主な機能がアイコンとともに記載されています。
箱を開封すると、中には本体・充電ケーブル・スタートアップガイド・保証書の4点が入っています。
スタートアップガイドと保証書はかなり分厚いですが、これは様々な言語で記載されているためで、日本語部分はわずかでした。
正直なところ、ウェアラブル端末初心者にとっては説明が少ないかな…と感じました。スタートアップガイド以外に、操作説明書が入っているとありがたかったです。
充電ケーブルはこのように挿して使います。
充電を開始すると、現在の電池残量が表示されます。残量0かと思っていましたが、案外すぐ使える状態になっていました。
初期設定
電池残量がある状態で画面をタップすると、まずは使用言語の選択画面に移ります。
これで初期設定ができる!
…と思ったのですが、まずはHuawei Healthなるものをインストールする必要があるとのこと。
早速、接続するスマートフォン側にHuawei Healthをインストールします。アプリの評価がやたら低いですが…大丈夫でしょうか?
インストールしたアプリを開くと、ログイン画面が表示されます。既にHuawei IDを持っている場合は、そのアカウントでログイン可能です。
私はアカウントを持っていなかったため、氏名・メールアドレス・希望ユーザー名などを登録し、新規アカウントを作成しました。
作成したアカウントでHuawei Healthアプリにログインすると、以下のようなメニュー画面が表示されます。この時点ではBand 4 Proとは接続していないため、何の情報も入っていない状態です。
また、上段のアカウントをタップすると、細かな設定や累積活動記録の確認などができます。
活動記録を登録するため、まずはBand 4 ProとスマートフォンをBluetooth接続します。先程のメニュー画面の右下にある「デバイス」を選択します。
何も接続されていない場合、以下のような画面が表示されるかと思います。
右上の「+」をタップすると、以下のような画面が表示されます。ここではスマートバンドを選択します。
そして、今回購入したBand 4 Proを選択します。
すると、スマートフォンの近くにあるデバイス一覧が表示されるので、該当のデバイスを選択します。
ここでBand 4 Pro側に一旦戻ると、Bluetooth接続(ペアリング)するかどうかの選択画面に変わっています。もちろん「はい(チェック)」を選択。
そして、スマートフォン側でもペアリングを許可すれば、最低限の初期設定は完了です。
最低限の操作方法
ここでは、私でもわかる最低限の操作方法についてご紹介します。スタートアップガイドには基本操作方法が記載されていないため、感覚で覚えるか自分で調べる必要があります。初心者には少し不親切と感じるかもしれません。
基本操作としては、以下が挙げられます。直感的に操作できるため、覚えやすかったです。
◎上下スワイプ
→メニュー切り替え
◎画面タップ
→決定
◎右スワイプ、または画面下をタップ
→戻る
◎画面長押し
→背景デザイン(カラフルな模様)の変更
Huawei Healthアプリとの同期方法
ペアリングさえ終わっていれば、Huawei Healthアプリとの同期はとても簡単です。Band 4 Proとスマートフォンが近くにある状態で、アプリを起動すれば自動的に同期してくれます。
また、Band 4 ProはGPSを内蔵しているため、同期のタイミング以外はスマートフォンから離れた場所で操作しても問題ありません。Band 4 Proだけを持ち出してジョギングしても正確に位置情報を記録してくれるのは、この機種の強みだと思います。
ファームウェアの更新方法
ファームウェアの更新は、Huawei Healthアプリより行うことができます。アプリのトップ画面から、右下の「デバイス」をタップし、現在使用しているBand 4 Proを選択します。
表示される設定画面から、ファームウェア更新を選択すれば自動的に更新が始まります。
※更新には20分程度かかることがあるため、バッテリー残量が20%以上の状態で始める必要があります。
心拍数の計測方法
心拍数の計測はメニュー画面から行うことができますが、継続的に測る場合は設定が必要です。(※初期設定では継続計測が無効になっているため)
先程のファームウェア更新と同様、設定画面を開き、今度は「心拍数の継続的モニタリング」を選択します。
「心拍数の継続的モニタリング」を有効にした後、監視モードを選択します。ここは自身の生活スタイルに合ったものを選択しましょう。
モニタリングの結果は、Huawei Healthアプリのトップ画面より確認できます。
▲「スマート」での計測結果例
ジョギングで使ってみました
早速、Band 4 Proを腕に巻いてジョギングをしてみました。屋外でジョギングする場合は、メニュー画面から「ワークアウト」→「屋外ランニング」を選択します。
※ワークアウトでは、以下のトレーニングメニューが選択できます。防水機能がついているため、プールでの利用も可能です。
・ランニング(屋外・屋内)
・ウォーキング(屋外・屋内)
・サイクリング(屋外・屋内)
・エリプティカル(スポーツジムにある機器の一つ)
・ローイング(スポーツジムにある機器の一つ)
・プール
・オープンウォーター(プール以外での水泳)
・自由訓練(目標時間・目標消費カロリーを任意に設定できるモード)
屋外ランニングを選択した後は、目標走行距離とアラームを設定します。アラームを設定しておくと、設定距離ごとにデバイスが振動します(※下記設定の場合は2,4,6,8kmでアラームが作動します)。アラームとはいえ、音は発しません。
目標走行距離とアラームを設定したら、画面下の「スタート(走っている人のアイコン)」をタップします。タップすると、3,2,1のカウントダウンの後、トレーニングがスタートします。
走行中は、現在時刻・心拍数・走行距離が表示されます。画面を切り替えれば歩数や消費カロリーも確認できたのですが、何も操作しなければこの3項目が表示されます。
また、スマートフォンのGPSも同時に稼働させ、両者の走行距離にどの程度差が出るのかを確認してみました。5km走行した時点で数十m程度の差(Band 4 Proの方が若干距離が短い)でしたので、概ね正確に計測できているのではないかと思います。
心拍数が多くなると、文字色が青→緑→黄→橙→赤と変化します。下の写真は文字色が橙になった例です(150回以上/分)。
有酸素運動として最も有効なのは、もう一段階下の黄(140〜150回/分)のようです。
長めに下スワップをすれば、トレーニングを一時中断することができます。これで信号待ちやトイレ休憩でも安心です。
この画面で、
停止(赤)をタップ→トレーニング終了
再生(青)をタップ→トレーニング再開
となります。
トレーニング終了を選択した場合は、再度確認画面が表示されます。ここで「はい(青)」を選択すればトレーニング終了となり、結果を確認することができます。
トレーニング結果をアプリで確認!
トレーニングが終了したら、先程と同じ方法でHuawei Healthアプリと同期し、トレーニング結果の詳細を確認します。
Huawei Healthアプリでは、以下の内容が確認できます。
・軌跡(走行ルートを地図上に表示)
・ペース(1kmごとのラップタイム)
・チャート(走行ペース、歩数、心拍数などの変動グラフ)
・詳細(結果詳細を一目で確認したい場合はこちら)
▲ペースの表示例
▲チャートの表示例
▲詳細の表示例
フルマラソンに参加してきました!
購入したBand 4 Proを引っ提げ、勝田全国マラソンに参加してきました!
Band 4 Proの計測結果は、以下の記事でまとめています。
【余談】妻も購入していました
私が購入してから約1か月後、妻もBand 4 Proを購入していました。色はピンク・赤・黒の3種類から選べます。
おわりに
まだ購入したばかり&そこそこ機械音痴のため、ほとんど使いこなせていないですが…せっかく購入したのでこまめに使っていこうと思います。結果として健康維持に繋がってくれれば尚良しです。
初心者目線でのレビューのため、あまり機能的な内容は記載できていませんが…今のところは、初心者でも比較的使いやすいかな?といった印象です。(説明書が同封されていれば尚良しでしたが、ウェアラブル端末初心者でも案外直感的に操作できました)
自身の行動パターンを確認し、運動を始めるきっかけにもなりますので、是非使ってみてはいかがでしょうか。
HUAWEI Band 4 pro/グラファイトブラック【日本正規代理店品】 内臓GPS搭載/リアルタイムトレーニング/24時間心拍測定