別の記事でも少し触れていましたが、勝田全国マラソンに参加してきました!自身3度目、4年ぶりのフルマラソンでした。
(自身の備忘録を兼ねてますが)今回は勝田全国マラソンの参加報告になります。
勝田全国マラソンの概要
勝田全国マラソンは、茨城県ひたちなか市・東海市で毎年開催される大会で、今年で68回目を迎えました。
定員はフルマラソン15,000人、10km10,000人と、かなり規模の大きな大会です。コースのアップダウンも少なく、とても走りやすいのも特徴です。
前回の苦い思い出…
今回はいわきサンシャインマラソン(2016年2月出場)以来、4年ぶりのフルマラソン出場でした。
前回はサブ4(フルマラソン4時間切り)を目指して意気揚々とスタートしたのですが、30km過ぎたあたりで急激に気温が上昇。更に、35km付近の給水地点でスポーツドリンクを取り損ねた結果、脱水症状を起こしてしまいました。結局40km地点で倒れてしまい、救護班の方に介抱していただいた苦い思い出があります。
果たして今回は、前回のトラウマを跳ね除け、無事完走できるでしょうか…?
今回の目標
今回の目標は以下の2つとしました。
①完走する
これが大前提です。途中で失速しても良いので、今回こそは完走したいものです。
②あわよくばサブ4を達成したい
目標①を目指すにあたり、もし達成できれば…!くらいの目標です。調整不足感が否めないため(私的には)難しいかもしれませんが、せっかく出場するので高めの目標も設定しておくことにしました。
目標を達成するために…!
少なくとも目標①を達成するため、いくつか作戦を立てることにしました。
①最初の5kmは抑えめに入る
スタート直後は抑えめに入り、ある程度身体を慣らしてからペースを上げた方が後半疲れにくいと言われています。後半の失速を少しでも抑えるため、最初の5kmはゆっくりめに走ることにしました。
②こまめな塩分・ミネラル補給を心掛ける
前回は脱水症状で途中棄権してしまったため、こまめな塩分・ミネラル補給を心掛けることにしました。喉が乾いていなくても給水所のスポーツドリンクを飲み、塩分タブレットもこまめにいただくことで脱水症状のリスクを抑えられれば…!と考えました。
もちろん、塩分タブレット、ゼリードリンク、はちみつ梅なども予め用意し、ポケットに忍ばせておきました。
当日のレース概要
スタートに向けて
当日は、行きの特急列車で友人と合流し、9時半頃に現地に到着しました。現地の天気は曇り。当初は雨(雪)予報でヒヤヒヤしましたが、今回ばかりは予報が変わってくれて良かったです。
今回は4年ほど愛用したこちらの靴で参加しました。左側には記録計測用のタグをつけています。
10時過ぎに荷物預けとお手洗いを済ませ、いざスタート地点へ。スタートブロックは前からA,B,C,…,Hの8ブロックに分かれており、私はFブロックでした。
いよいよスタート!
◎スタート
お手洗いを済ませていたところスタート地点に行くのが遅れ、Gブロックあたりからのスタートとなりました。何人に抜かれようが、最初5kmは予定通り抑えめに入ったつもりです。
※友人(持ちタイムは私より早い)はHブロックからのスタートだったのですが、開始5kmの時点で既に抜き去られていたようです。
◎5km通過
5kmを通過したあたりから徐々にペースを上げ、周りの方に合わせて走っていました。ところが年末に痛めた足底に違和感が出始め、「このまま走って大丈夫か…?」と少し不安にもなりました。
お手洗いに行きたくなったのもこのあたりでしたが、どの仮設トイレも長蛇の列だったため我慢しつつ続行しました。
◎10km通過
足底の違和感が消え、一番気持ち良く走れたのがこのあたりでした。
◎15km通過
テーピングやアドレナリンのおかげか、まだ脚の痛みはほとんどありませんでした。少しずつ疲れが出てきましたが、まだまだ楽しく走れていました。
◎20km通過
ギリギリ1時間台(※スタートラインを通過してからのタイム)で中間地点を通過。このままのペースを保てればサブ4を達成できたのですが、徐々に疲れが見え始めていました。
◎25km通過
さすがに疲れが隠し切れなくなり、
「何のために走っているんだろう…?」
「今リタイアしたら楽なんだろうな…」
と考えるようになっていました。
ただ、辛いのは周りの皆さんも同じ。残り半分を切ったことをモチベーションにして、レースを続行しました。
ちなみに…27km付近で人が並んでいない仮設トイレを発見し、1分少々の小休憩を挟みました。
◎30km通過
30km過ぎまではサブ4ペースを保っていましたが、脚が前に出なくなり、徐々にラップタイムが落ちていきました。「足が棒になる」とはこのことか!と実感。
ストレッチのため32km付近で立ち止まったところ、ボランティアスタッフの方にアイシングまでしていただきました。
◎35km通過
脚の痛みはピークに達し、ここからは1km1kmが勝負でした。まずは目先1kmを目標として、通過したらその次の1kmを目指す…みたいなことをしていました。
精神的には一番辛かったのですが、景色は一番良かったです。
◎40km通過
前回途中棄権した「魔の40km地点」を通過。相変わらず脚は動きませんでしたが、ゴールが近付いてきたこともありやる気が沸いてきました。
ラスト500mだけは頑張りました。
肝心のタイムは…?
そして念願のゴール!無事完走できて良かった!
記念品として、ひたちなか市名物の乾燥(完走)いもをいただきました。
そして肝心のタイムは…
記録:4時間11分08秒
ネットタイム:4時間06分42秒(※スタートラインを越えてからのタイム)
でした。
あと6分42秒届かず!
1kmあたり約10秒オーバーした計算です。あわよくばサブ4…くらいの気持ちで参加しましたが、ここまでくると悔しいですね。
スマートバンドで振り返る今回のマラソン
今回のフルマラソンでは、先日購入したHUAWEI Band 4 Proを腕につけて出場しました。内蔵GPSの連続駆動時間は7時間なので、フルマラソンでも十分記録を残すことができます。
◎軌跡
赤色ほど速く、緑色ほど遅く走った区間です。地図の左下からスタート→反時計回りに周回→スタートと同じ公園にゴールだったのですが、後半の失速が目に見えてわかりますね。。。
スタートラインで計測を開始したのですが、計測距離は42.49kmでした。概ね正確に計測できていたことがわかりますね。
◎ペース
こうして見ると、以下の行動が目に見えて面白いです。後半はもっと失速したかと思っていたのですが、6分台前半/kmくらいでは走れていたようです。
・5km過ぎからの加速
・27〜28km地点のトイレ休憩
・30km過ぎからの失速
◎チャート
心拍数が多すぎて、ほとんど「無酸素運動」になっていました。もっと余裕のある走りができれば良いのですが、いつもギリギリで走っています。
また、ペースが落ちると歩数が増えることも何となくわかりました。
▲心拍数
▲ペース
▲リズム(1分あたりの歩数)
◎トレーニング詳細
ここまでご紹介した内容を数値で確認することができます。私の歩幅が狭いからかもしれませんが、45,000歩以上も歩いていたんですね。
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目指せ中級者!
まずは痛めた脚の回復が最優先ですが、今後もぼちぼち練習を続けたいと思っています。
サブ4を達成すると「マラソン中級者」と呼ばれることが多いようですので、当面はサブ4を目標にします。