昨日の暖かさとは打って変わり、今日は真冬のような寒さでした。まさか雪まで降り出すとは…。
今日は外で作業する訳にはいかなかったため、少し前に撮り溜めていた写真をご紹介します。夏〜冬にかけて植え付けた宿根草たちが無事冬を越し、新しい葉が出てきました。植物の芽吹きは春ならではです。
ところで、冬を越す植物のことを「宿根草」「多年草」などと呼ぶことがありますが、両者に違いはあるのでしょうか?
新たな芽吹き
まずは、我が家の花壇で確認できた宿根草のご紹介です。この1週間で芽が一回り大きくなった気がします。
リンドウ
リンドウの花に昔から思い入れがあったため、昨年秋に購入してきました。今年も花を咲かせてくれるでしょうか…?
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アヤメ
年末年始の帰省の際、実家から譲ってもらったものです。真冬には地上部の葉が全て枯れてしまいましたが、無事新しい芽が出てきました。
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レモングラス
昨年夏にホームセンターで購入してきたものです。ハーブティーの材料として、現在も葉を乾燥させたものを保管しています。
収穫したての葉で作るハーブティーは香りが格別なので、今年もたくさん葉を伸ばして欲しいものです。
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宿根草と多年草の違いは?
先程ご紹介したリンドウ、アヤメ、レモングラスはいずれも宿根草です。では、似た用語として使われる多年草との違いは何でしょうか?
結論から言うと、リンドウ、アヤメ、レモングラスはいずれも多年草でもあります。ということは、宿根草と多年草は全く同じものなのでしょうか…?
ここの答えはNOになります。厳密に言うと、多年草の中の一分類が宿根草であるため、両者は全く同じものではないようです。
植物の分類について
ここで、植物の分類について私なりにまとめてみました(間違っていたらすみません)。
まず、代替わりの頻度によって一年草・二年草・多年草などに分類されます。
一年草:一年でその一生を終え、種で代替わりする植物
二年草:二年でその一生を終え(一度だけ冬越しする)、種で代替わりする植物
多年草:何度も冬を越すことができる植物
多年草については、休眠期(冬越し・夏越しなど)の状態によって更に常緑多年草、宿根草、球根植物などに分類されます。
常緑多年草:地上部が枯れることはなく、常に葉が出た状態で過ごす植物
宿根草:休眠期には地上部が枯れるが、球根を作らず、根や地下茎の状態で過ごす植物
球根植物:球根の状態で休眠期を過ごす植物
ということで、宿根草は多年草の中の一分類であり、宿根草と多年草は厳密には異なるものなのだそうです。
多年草なら植えっぱなしでも毎年開花?
多年草の中には、植えっぱなしでも毎年開花する品種が多くあります。花壇に植えておくだけで毎年たくさんの花が咲いてくれるので、多年草を多く取り入れている方も多いようです。
私自身はというと…昨年夏から花壇をいじり始めたこともあり、まだまだ花の種類が少ないのが現状です。一年草・二年草・多年草をまんべんなく取り入れると花壇に深みが出るとのアドバイスもいただきましたので、これからも花壇いじりに精を出していきたいと思います。
▲開花期が迫りつつあるチューリップ
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