◎前回の記事
昨年より不定期に更新しているチューリップ畑計画も、今回で6回目になりました。いよいよ蕾が現れ始め、段々と開花の時期が近付いてきました。
今回は、チューリップの蕾について触れてみたいと思います。
現在の花壇の様子
こちらが昨日(3月19日)時点の花壇です。
成長速度はまちまちですが、春が近付くにつれて1枚1枚の葉が大きくなってきました。以前は閉じていた葉も開き始め、見慣れたチューリップの姿になりつつあります。
前回の記事で球根50球全てが発芽したことに触れましたが、中には成長が思わしくないものもあります。例えばこちらの株は、葉が変な形になってしまいました。無事開花してくれると良いのですが…。
蕾が出てきました!
続いて、1本1本の株をもう少し拡大して見てみましょう。早いものでは蕾の姿がはっきり見えるようになりました。
蕾の見え方は株によって少しずつ違います。同じチューリップですが、それぞれ個性があって面白いです。これから咲く花にも個性が表れるのでしょうか…?
数多きチューリップの花言葉
チューリップといえば花言葉が多い植物としても有名で、花色や品種、本数によってもそれぞれ異なるのだそうです。組み合わせによっては不吉な意味を表すこともあるため、花束として渡す時などは、花色や本数に気を付けた方が良いかもしれません。
チューリップの蕾については明確な花言葉は設定されていないと考えられます。ただ、オランダでは、チューリップは「花は王冠、葉は剣、球根は黄金、蕾の形は純潔を表す愛の花」と言い伝えられていたこともありました。そのため、「チューリップの蕾=純潔」というイメージを持つ方も多いようです。
チューリップの蕾が枯れるのは何故?
まだ我が家のチューリップでは見られていないのですが、この時期、蕾だけが枯れてしまうことが稀にあります。葉は元気なのですが、蕾だけがしおれて茶色くなってしまう…この理由は何でしょうか?
蕾ができていたということは、少なくとも球根の時点で花を咲かせる準備ができていたことになります。そのため、球根に問題があった訳ではないと考えられます。
一概には言えませんが、蕾が枯れてしまう要因としては以下の2つが考えられます。
①冬の寒さにより、蕾の部分が枯れてしまった
②水不足により、蕾の部分が枯れてしまった
私自身も経験があるのですが、②についてはこまめに水をあげていても「水不足」で枯れてしまうことがあります。これには、チューリップの球根を植え付ける深さが関係しています。プランターなどで育てる場合、チューリップの根が伸びるスペースを十分に確保しておく必要があります。スペースが狭く根が十分に伸ばせなかった場合、一度に吸い上げられる水の量が少なくなり、結果として「水不足」に陥ってしまうのだそうです。
チューリップを植え付ける際は、深めの鉢を選んだり路地植えにするなど、根が伸びるスペースを十分確保しておいた方が良さそうですね。我が家のチューリップも、このまま枯れることなく咲いてくれますように…!
◎次回の記事
(定点観察をしようか検討中)