◎前回の記事
主花蕾の収穫からおよそ1か月、側花蕾も食べられるくらいの大きさまで成長しました。遅まきの株だったため側花蕾は半ば諦めていたのですが、何とか収穫までこぎつけました。
側花蕾とは?
側花蕾(そくからい)とは、漢字の通り側面から出てくる花の蕾のことです。ブロッコリーの場合は、中央の蕾(主花蕾)を収穫した後に脇から出てくる蕾のことを指します。
側花蕾の成長記録
まずは、1か月にわたる側花蕾の成長記録を掲載します。花芽ができるまでに時間を要しましたが(2月下旬〜3月上旬)、その後の成長はとても早かった印象です(3月中旬以降)。
◎2月22日撮影(前回記事時点)
◎3月7日撮影
◎3月13日撮影
◎3月22日撮影
いよいよ収穫!
例によって、ブロッコリー好きな息子が指定したものから順に収穫していきます。緑色の野菜全般があまり好きではない息子ですが、何故かブロッコリーだけは大好きです。一体何故なんでしょうか…?
ヒヨドリによる食害を受けたことで、葉の見た目が痛々しくなってしまいましたが…幸い側花蕾への影響はありませんでした。良かった良かった。
野菜を茹でると色鮮やかになるのは何故?
収穫したブロッコリーは軽く塩茹でした後、保存容器に詰めておきました。サラダなどに少しずつ使っていく予定です。
ところでブロッコリーに限った話ではないのですが…野菜を塩茹ですると色が鮮やかになるなは何故でしょうか?
これには、野菜に含まれるクロロフィルと呼ばれる緑色の成分が深く関係しています。クロロフィルは熱に弱いため、長時間加熱すると緑色があせてしまい、通常は見映えが悪くなってしまいます。
ここで登場するのが塩です。塩にはクロロフィルを安定させる効果があるため、塩茹ですることで通常よりも色あせを抑えることができるのだそうです。
また、塩茹でには旨み成分の流出を防ぐ効果もあるのだとか。野菜を茹でる際には、少量の塩が肝心なのかもしれません。
残った株は撤収!
収穫後に残った株については、綺麗に撤収してしまうことにしました。葉は家庭菜園に残して次育てる野菜達のための肥料に、太い茎や根は処分してしまいました。
これにてブロッコリーの撤収は全て完了です。我が家の家庭菜園には少し前まで冬野菜が並んでいたのですが、撤収によりかなり物寂しくなりました。
そして次の世代へ…
こうして撤収まで完了したブロッコリーですが、室内では次世代のブロッコリー(夏野菜用)が着々と成長しています。
少しずつではありますが、我が家の家庭菜園も冬→夏への切り替えを進めています。
【はやどりブロッコリー】ピクセル【サカタのタネ】(110粒)野菜種[春まき][夏まき]922501