◎前回の記事
いよいよ春本番ということで、本ブログでも植物の花を取り上げる機会が増えてきました。
そして遂に、我が家のほうれん草にも開花の時期がやってきてしまったようです。実はこのほうれん草、雄の株と雌の株があることをご存知でしたでしょうか?
ほうれん草のとう立ち開始!
こちらが現在の我が家のほうれん草です。花茎が伸び、既にとう立ちが始まっています。前回の記事では「開花は5〜6月頃」とたかを括っていたのですが、予想よりもかなり早い開花となりそうです。。。
◎とう立ちについて
植物の雄と雌について
「雄しべ」「雌しべ」と言うと想像しやすいかと思いますが、植物の花にも雄の機能と雌の機能があります。花のつき方によって、大きく以下の3つに分類することができます。単語だけ見ると難しそうですが、漢字の組み合わせをよく見ると比較的イメージしやすいのではないでしょうか。
◎雌雄両全株
・1つの花に雄しべ・雌しべの両方が付く植物。トマト、ナス、イチゴなど。
◎雌雄異花同株
・同じ株の中で、雄しべのみを持つ花(雄花)と雌しべのみを持つ花(雌花)が分かれている植物。トウモロコシ、スイカ、キウイなど。
◎雌雄異株
・株によって雄花のみが付くものと、雌花のみが付くものに分かれる植物。キウイ、パパイヤ、ほうれん草など。
(※上記3分類のどれにも属さない植物もありますが、ここでは代表的な3つについてご紹介しました)
今回取り上げているほうれん草や、実生に挑戦しているのパパイヤは雌雄別株に分類されます(※必ずしも全ての品種が雌雄別株という訳ではありません)。雌雄別株の特徴としては、開花するまで雌株なのか雄株なのか区別できない点が挙げられます。
仮にパパイヤの実を収穫しようとしたら、雌株と雄株を最低1株ずつ揃えられるよう、何本か育てておく必要があります。こればかりは運次第になりそうです。。。
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ほうれん草の雄株と雌株
ほうれん草の場合、雄株と雌株は以下のように見分けることができます。
雄株→穂のような花(雄花)が咲く
雌株→葉の付け根に花(雌花)が咲く
現在、我が家で確認できているのは雄株(雄花)のみです。他の雌雄別花同株・雌雄別株の植物にも共通しますが、雌花よりも雄花の方が早く開花するみたいですね。
ちなみに、雌花は雄花より目立ちにくいため、探すのに少し苦労しそうです。我が家でも雌花は咲くのでしょうか…?
※2020.04.15追記
我が家でもほうれん草の雌花を見つけました!