我が家には2人の息子(2歳、1カ月)がいるのですが、長男に関してはそれなりに意思疎通ができるようになりました。こちらの質問に対して、ちゃんと理解した上で答えてくれるのはやっぱり嬉しいですね。まだまだイヤイヤ絶頂期ですが…息子の成長を見ていると、子育てってやり甲斐があるなとつくづく感じています。
(※2人目が産まれたことにより、複数の子供を育てるパパさんママさん達の凄さも痛感しておりますが…)
そんな長男ですが、最近は家庭菜園にも興味を持ってくれるようになりました。元々は私が好きで始めた家庭菜園ですが、長男の様子をを見ていると「家庭菜園は子供の食育にピッタリなんじゃないか?」と改めて感じるようになりました。今回は長男を例とした、我が家の「食育(もどき)」に関するお話です。
家庭菜園による食育のメリット
私個人の意見ですが、家庭菜園による食育のメリットは「自分で育てた野菜が食べられる」ことに尽きると思っています。家庭菜園を始めて改めて感じたのですが…普段何気なく口にしている野菜達も、自分で育てたものだとすごく愛着が湧くんですよね。例え見た目が悪かったとしても、虫食いだったとしても、自分で育てた野菜なら何故か美味しく感じます。家庭菜園にはそんな不思議な力があるような気がしています。
せっかく長男が家庭菜園に興味を持った(ように見える)ので、私と同じ気分を味わって欲しいなーと考えています。改めて考えると、お店で買うよりもずっと新鮮な野菜が食べられるって、ある意味最高の贅沢ですよね。
我が家の「食育」
我が家の長男に関しても、家庭菜園のおかげか色々な野菜・果物に興味を持つようになりました。ここではそんな「食育(もどき)」の例をいくつか挙げたいと思います。
ブロッコリー
長男が最初に興味を持ったのがブロッコリーでした。きっかけは、年末年始に私の実家に帰省した際、畑でブロッコリーを収穫させてもらったことでした。自分で探すのがよほど楽しかったのか、それ以降はブロッコリーを率先して食べるようになりました。
我が家の家庭菜園でも(遅蒔きで小ぶりの)ブロッコリーを育てていましたが、こちらも収穫を手伝ってくれました。
トマト
最近、長男の1番のブームとなっているのがトマトです。2月下旬に種まきをしたもので、最近は1日数個のペースで収穫できています。
「トマト採りに行くよ」と言うと喜んで付いてきて、率先して収穫してくれます(逆に、勝手に収穫すると怒られます)。未熟な実を採ってしまうこともありますが、そこはご愛嬌。収穫後すぐに口に入れようとするので、今は洗ってから食べることを覚えさせています。
2歳の息子でも収穫しやすいトマトは、食育の入門としておすすめかもしれません。
キュウリ
実のトゲトゲを嫌がるため自分では持とうとしませんが、大きいキュウリを見つけると「キュウリ、いた!」と教えてくれます。輪切りにして食卓に並べると「キュウリ!」と指差しながら喜んで食べてくれます。
シソ
1番意外だったのがシソです。昨年育てていた青ジソのこぼれ種から、今年もたくさん生えてくれました。妻が佃煮にしてくれたのですが、私以上に長男がどハマりしていました。
葉っぱ系の野菜はまだ食べないかなと思っていたので意外でした。調理法のおかげかもしれませんが…。
ブルーベリー
隣の家のお子さんが庭で採れたブルーベリーを食べているのを見て、自分も食べたいと言い出す長男。「うちのブルーベリーはまだ収穫できないだろうな」と半ば諦めながら我が家の木を見たところ…奇跡的に1個だけありました。
まだ色が変わったばかりで酸っぱいような気がしますが、長男は「甘い!」と言いながら完食してくれました。本当に甘かったかどうかの真相は不明ですが、食べてくれて良かったです。
イチゴ
今回ご紹介している中では、1番子供受けしそうなイチゴです。我が家でも5月頃に収穫期を迎え、毎日数十個ほど収穫できました。長男も率先して収穫を手伝ってくれたのですが…何故かそのままでは食べようとしませんでした。。。
イチゴ牛乳にすると喜んで飲むんですけどね。単なる牛乳好きなのかもしれません。
私の理想型はこちら
今年は収穫のみを手伝ってもらっていますが、もう少し長男が大きくなったら何かしらの野菜を育てさせてみようと思っています(強制はしませんが)。実の成長がわかりやすく、収穫が容易なトマトとかですかね。
自分で育てることにより、もっと野菜を好きな子に育ってくれれば何よりです。
また、私個人としては近いうちに「庭キャンプ」を趣味として始めたいなと思っています。庭でテントやBBQの準備をしておき、家庭菜園で採れたばかりの野菜を炭火で焼いて食べる…というのが私の理想型です。