◎前回の記事はこちら
【TM9】日向と日陰で草丈はどのくらい違う?〜芝張りから2か月弱が経過〜 - アタマの中は花畑
我が家の庭に芝生(TM9)を張ってから110日が経過しました。まだ多少の凸凹はありますが、庭全体がほぼ芝生で埋め尽くされました。
◎芝張り当日(4月5日)
◎芝張りから19日経過(4月24日)
◎芝張りから53日経過(5月28日、前回記事)
◎芝張りから110日経過(7月24日)
ランナーが伸びてきたことにより、芝生マットの隙間もかなり埋まってきました。TM9が根付き、順調に成長し始めた証拠ですね。
▲TM9のランナー
さて順調に育っているように見える我が家のTM9ですが、実は少し前の方がもっと青々としていました。というのも、葉の一部が茶色っぽくなってしまったんですよね…。
今回は、芝生が茶色くなった原因とその対策についてまとめたいと思います。
芝生が当然茶色くなった…?
ある日芝生に生えていた雑草を抜いていたところ、芝生の一部が茶色く変色していることに気が付きました。たまたまかなと思いしばらく放置していたのですが、徐々にその規模・範囲が広がってきました。
変色した部分の根元を掻き分けてみると、葉が茶色く変色し腐り始めているようにも見えます。素人目で見ても、マズい状況だということは一目瞭然ですね。。。
葉が茶色くなった原因は?
葉が茶色くなった原因について調べてみたところ、どうやら我が家の芝生は「葉腐病」にかかってしまったようです。葉腐病はラージパッチやブラウンパッチとも呼ばれ、梅雨の時期に発生しやすい病気です。症状は円形に発生することが多く、進行とともにその範囲を広げていきます。
葉腐病の原因は?
では、今回取り上げた葉腐病はどのような原因によって引き起こされるのでしょうか?その原因は以下の2点だと言われています。
①ジメジメした環境
葉腐病を引き起こす細菌はジメジメした環境をとても好みます。梅雨の時期に発生しやすいというのも納得ですね。
②風通しの悪さ
芝生の葉が伸びると、葉の密度が高まるため根元付近の風通しが悪くなります。そのため、湿気が溜まりやすく細菌の温床となってしまう可能性があります。
葉腐病の対処法は?
葉腐病の対処法は、原因となる湿気・風通しの改善に尽きます。
①薬剤で芝生を消毒する
葉腐病を引き起こす細菌そのものを薬剤で消毒してしまう方法です。葉腐病に効果のある薬剤は複数あると言われ、いずれもホームセンター等で入手することができます。
私自身も消毒を実践しましたので、この後あとめたいと思います。
②芝刈りで風通しを良くする
芝生が伸び過ぎている場合、芝刈りによって根元の風通しを良くするのも効果的な対処法です。
③梅雨が開けるのを待つ
「何もせず自然に任せる」という楽観的な対処法ですが、初期症状の場合はそのまま放置していても真夏になると解消するケースも多いようです。梅雨が明けて高温になれば、根元付近のジメジメも幾分改善されますもんね。
ただ、症状が進行している場合はこの限りではありませんので、早いうちに①②の対処をしておくことをおすすめします。
我が家でも対策してみました!
早速、我が家でも①の消毒を試してみることにしました。ホームセンターに出向いたところ色々な薬剤が見つかりましたが、今回は「芝生の消毒に!」と書かれているオーソサイドを購入してきました。
箱の側面にも「ブラウンパッチ」と記載されているので、我が家の芝生にも効くこと間違いなしですね。
箱の中には薬剤の入った袋と軽量スプーンが入っていました。このスプーンのおかげで、お好みの濃度の消毒液を作ることができます。
箱に入っていた説明書によると、芝生の葉腐病には300〜800倍希釈の消毒液を使うようです。今回はだいたい中間を取って500倍希釈にしてみました。
あとはこの薬剤をサーッとかければ消毒完了(のはず)です。青々とした芝生が早く戻ってくると良いのですが…
消毒はしたけれど天気が…
消毒液を散布したのは昨日(7月24日)のことだったのですが、今日は午前中から結構激しめの雨が…。
何も考えずに散布してしまったのですが、雨で消毒液が流されたら効果なくなりますよね…?
あまりに不安なので、オーソサイドを追加購入してしまいました。今回使わずに済んだとしても、きっとまた使う機会があるはずです。