ようやく梅雨が明けたので、週末を使って花壇の手入れを行いました。暑いですが、晴れているだけで気分も晴れやかになりますね。
この手入れのついでに、先日購入したオジギソウを花壇の片隅に植えることにしました。オジギソウを育てるのは小学生以来のことです。
オジギソウと言えば、触るだけで葉が閉じる不思議な植物としても有名です。当時小学生だった私も、面白がって葉を触りまくった記憶があります。
外部からの刺激で葉を閉じる植物はオジギソウ以外にあまり聞いたことがないのですが、そもそもなぜ葉を閉じるようになったのでしょうか?
オジギソウの概要
科・属名:マメ科オジギソウ属
種別:多年草(日本では一年草扱い)
花色:ピンク
花期:6〜10月
原産:南アメリカ
別名:ネムリグサ、ミモザなど
花言葉:感じやすい心、繊細な感じなど
◎特徴:
南アメリカ原産の多年草です。外部からの衝撃を受けてお辞儀をするように葉を閉じることからその名が付いたとされています。耐暑性がある一方で寒さには弱く、日本では一年草扱いされています。夏になるとポンポンのようなピンク色の花を咲かせます。
触ると葉が閉じるのはなぜ?
オジギソウが葉を閉じるのには「葉の付け根の水分量」が大きく関係しています。葉に衝撃が加わると付け根にある細胞から水分が抜けてしまい、その反動で葉を閉じるのだとか。その後、葉に水分が戻るにつれて徐々に開いていきます。オジギソウが葉を閉じるのは自身の身を守るためという説がありますが、詳細な理由はまだ明らかにされていないようです。
なお、オジギソウは外部の衝撃だけでなく気温や水分量の変化によっても葉を開いたり閉じたりします。その影響により、日中は葉を開き、夜間は葉を閉じていることが多いです。
葉が元に戻るまでの時間はどのくらい?
葉が閉じるメガニズムがわかったところで、続いては庭作業の合間に「一度閉じた葉(※)が元に戻るにはどのくらいの時間がかかるのか?」を計測してみることにしました。ちょっとした自由研究みたいな感じですね。
※ここでは外部の衝撃によって葉が閉じた場合のみを対象とします。
ということで、早速オジギソウの葉を指でつついて強制的に閉じさせました。この状態から計測スタートです。
◎1分後
◎2分後
◎3分後
◎4分後
◎5分後
◎7分後
◎10分後
我が家のオジギソウで計測してみた結果、わずか10分程度で元に戻ることがわかりました。30分〜1時間程度かかると思い込んでいたのですが、予想よりもかなり早い復帰でした。
(※あまりの復帰の早さに写真を撮り忘れ、もう一度計測し直したのはここだけの話です。。。)
オジギソウとしても、復帰までの時間を短縮することでできるだけ長い時間葉を開き、光合成を促進したいのかもしれませんね。
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