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【完結】自宅の庭にチューリップ畑を!〜球根の調達・植え付けから開花・掘り上げまで〜 - アタマの中は花畑
チューリップ畑の跡地に植え付けた金魚草ですが、6月末頃から色とりどりの花を咲かせてくれています。長いこと苗床で育てていたため当初は株も小さかったのですが、いつの間にか花壇全体を覆うくらいまで大きく成長しました。
そんな金魚草ですが、そろそろ花期も終わりを迎えようとしています(元々は春の花なのに、8月に入っても咲き続けていたことには驚きですが…)。この時期よく言われるのが「金魚草の株に突然ドクロが現れる」というものなのですが、私自身まだこのドクロを見たことがありません。。。
ということで、我が家の花壇にもドクロがいないかどうか探してみることにしました。
金魚草の概要
科・属名:オオバコ科キンギョソウ属
種別:多年草(日本では一年草扱い)
花色:赤、ピンク、橙、黄、白など
花期:4〜6月、9〜10月
原産:南ヨーロッパ、北アフリカ
別名:スナップドラゴンなど
花言葉:おしゃべり、でしゃばり、おせっかいなど
◎特徴:
南ヨーロッパ〜北アフリカ原産の多年草で、暑さや乾燥に強い性質を持ちます。ただ湿気には弱いため、日本のジメジメした夏を越せず一年草として扱われることが多いです。
その名のとおり、金魚のような見た目の華やかな花を咲かせます。海外ではその姿を竜に例え、スナップドラゴンとも呼ばれます。
花が咲き終わるとドクロが現れる!?
華やかな花を咲かせる金魚草ですが、花が咲き終わるとドクロのような見た目になるとも言われています。調べてみたことろ、どうやら花ではなく、その後にできる「種さや」と呼ばれる部分が茶色く変色する頃にドクロ化するようです。
華やかな花が一変してドクロになるとは、何とも不気味な成り行きですね…。
我が家の花壇でもドクロ探し!
さて、金魚草の種さやがドクロのような形になることが分かったところで、早速我が家の花壇でも探してみることにしましょう。とはいえ、まだ咲き終わったばかりなので、下の写真のような未熟な種さやばかりが見つかります。
隅々まで探していたところ、ようやく茶色の種さやを発見しました。が、この種さやのどこがドクロなのでしょうか…?
もう少し近付いてみたところ、あることに気が付きました。
そこで先程の写真をひっくり返してみると…
ようやく我が家でもドクロに出会えました!
普段は頭を下にしているため少し気付きにくいですが、結構リアルな形をしていますね。種さやが完熟し、種を放出し終えるとドクロのような見た目になるようです。
これを秋まで取っておけば、ハロウィンに使えたりするのでしょうか…?
【余談】我が家のドクロ、姿を消す
「これを秋まで取っておけば」と書いたばかりなのですが…我が家では特段種を採る予定もないため、このあたりで切り戻しを行うことにしました。
こうして、花殻とともに我が家のドクロも姿を消すことになりました。8月末の切り戻しでしたが、次の花が咲いてくれることに期待したいと思います。
無事開花したあかつきには、再びドクロに出会える日が来るかもしれません。