◎前回の記事はこちら
【レモン】秋でも虫にはご用心!〜冬の間蝶は何してる?〜 - アタマの中は花畑
昨年よりは少ないものの、今年も庭でレモンが収穫できそうです。完熟してから収穫するか、はたまた早採りして楽しむか…?
収穫後の使い道について色々考えていたところだったのですが、収穫直前にして一部の実が割れてしまったことに気付きました。そう言えば10月は雨続きでしたが、何か関係はあるのでしょうか?
現在のレモンの様子
現在のレモンの様子がこちらです。昨年は十数個収穫できましたが、今年は今のところ7個ほどの実が付いています。
早いものは徐々に黄色っぽくなってきました。昨年は11月末に初収穫しているのですが、今年も順調に色付けば同じくらいの時期に収穫できそうです。
◎昨年同時期のレモン
収穫直前に実が割れた…?
先程の写真を撮影するためにレモンの木を観察していたところ、ある異変に気付きました。その「異変」がこちら。
実が真ん中から裂け、中の果肉が丸見え状態になっていました。少し前までは何もなかったはずなのですが…この1、2週間で何が起こったのでしょうか?昨年はこんな事もなかったため、少し動揺してしまいました。。。
実が割れた原因は?
今回実が割れてしまった原因について調べてみたところ、①病気、②長雨の2つの要因に辿り着きました。ここではそれぞれの要因について、我が家で発生した事象との関連性を整理してみることにします。
①病気
レモンの木が何かしらの病気にかかり、実にも異常を及ぼしたパターンです。この場合は、葉や実が変色したり、縮れてしまうケースも多いのですが、我が家のレモンには今のところそのような症状は見られませんでした。アゲハチョウの幼虫に葉を食べられていますが(前回記事参照)、それ以外はいたって健康そうに見えます。したがって、レモンの木が病気にかかった可能性は低いと考えられます。
②長雨
続いて考えられるのが長雨の影響です。雨が続き、レモンの木が水分を過剰に吸い上げてしまうと実の中の果肉が一気に成長します。この場合、果肉を包んでいる皮の成長が果肉の成長スピードに追い付けず、結果として皮が裂けてしまうことがあります。思い返すと10月は雨が続いていたため、我が家のレモンも長雨によって割れてしまった可能性が高そうです。
長雨の際の対策は?
長雨で実が割れないようにするためには、以下のような対策が考えられます。
①株元をブルーシート等で覆う
②株回りの水はけ・排水機能を上げる(排水溝等に雨水が流れ出しやすくする等)
③雨が降り込みにくい場所へ移動させる(鉢植えの場合)
我が家では狭い庭に地植えしているため上記の対策がなかなか難しいのですが…レモンの収穫量を上げるためにも試してみる価値はありそうです。