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【ソラマメ】種まきの前に吸水は必要?吸水あり/なしで発芽率を比較してみよう!(前編) - アタマの中は花畑
前編では、ソラマメの種を吸水あり/なしの2グループに分け、それぞれを土にまくところまでをご紹介しました。種をまいたのは10月23日のことでした。
今回の後編では、種まき後の成長記録や、吸水あり/なしによる発芽率への影響について取り上げます。種まきからおよそ半月、最終的な発芽率は一体どうなったのでしょうか…?
種まきから5日後(10月28日)
まいた種に動きが見られたのは、種まきから5日後のことでした。パッと見た印象では何も変わっていないように見えますが…
近付いてみると、一部の種が持ち上げられているように見えます。
その翌日には茎のような部分がはっきり見えてきました。これは間違いなく発芽ですね。
種まきから9日後(11月1日)
それから更に4日ほど経過すると、全体的に種が持ち上がってきました。
早いものは葉も出てきました。平均すると、ソラマメの発芽にはおよそ1週間かかるようです。
向かって手前側の2列が吸水あり、奥側の2列が吸水なしの種です。1日程度の差でしたが、吸水ありの方が発芽速度は早かったです。事前に吸水させておくことにより、発芽準備が整っていたのかもしれません。
種まきから14日後(11月6日)
そして、種まきから2週間が経過したソラマメがこちらです。葉はさらに大きくなり、一層たくましい見た目になりました。家庭菜園の空きスペースができ次第、植え替えてあげたいと思います。
最終的な発芽率は?
成長具合はまちまちですが、最終的な発芽率は以下の通りでした。
・吸水あり→10個中10個発芽(発芽率100%)
・吸水なし→10個中10個発芽(発芽率100%)
今回はまいた種の数が少なかったためか、発芽率は全く同じ…という理由になってしまいました。検証としては不完全な結果となりましたが、全ての種が発芽してくれたので、これはこれで良しとします。
今回の結論
まいた種の数自体が少なかったため、今回の検証では有意な差は見られませんでした。ただ、発芽およびその後の成長に要する日数で比較すると、吸水ありの方が1日程度早いという結果になりました。事前に吸水させること良い効果は得られるようですので、機会があれば、他の植物でも比較してみたいと思います。
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