アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

ポインセチアとプリンセチアの違いは?〜よく似た両者の見分け方について〜

今回は久々に、我が家に新しくやって来た植物についてご紹介したいと思います。それがこちらのプリンセチアです。クリスマスシーズンの到来に合わせて、リビングに飾ることにしました。

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今回私が購入したのはプリンセチアですが、よく似た植物としてポインセチアが挙げられます。ポインセチアの方が広く知られているかと思いますが、見ためがとてもよく似ており、両者の見分けは難しい…というのが正直なところです。そこで、今回はポインセチアとプリンセチアの違いについて自分なりにまとめてみることにしました。

 

 

ポインセチアの概要

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科・属名:トウダイグサ科トウダイグサ属

種別:常緑性低木

花色:黄

花期:12〜2月

原産:中央アメリカ、メキシコ

別名:ショウジョウボク、クリスマスフラワーなど

花言葉:私の心は燃えている、祝福する、聖夜など

◎特徴:

中央アメリカ〜メキシコ原産の常緑性低木で、日本ではクリスマス用の花木として親しまれています。花のように見える部分は苞(ほう)(葉が変形したもの)で、本来の花は中央にある黄色い部分のみです。日本では鉢植えで楽しむ場合がほとんどですが、原種は樹高2〜3m程度まで成長します。耐寒性がない品種も多いため、冬季は室内で管理すると良いようです。

 

プリンセチアの概要

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科・属名:トウダイグサ科ユーフォルビア属(トウダイグサ属)

種別:常緑性低木

花色:黄

花期:12〜2月

原産:メキシコ

別名:ポインセチアなど

花言葉:思いやりなど

◎特徴:

赤・ピンク・白などに色付く苞が特徴の常緑性低木です。ポインセチアと同様、本来の花は中央の黄色い部分のみです。プリンセスを連想させる華やかな見た目と、ポインセチアを組み合わせて「プリンセチア」と呼ばれるようになりました。

 

ポインセチアとプリンセチアの違いは?

見ためがよく似た両者ですが、実際のところどのような違いがあるのでしょうか?その違いを一言で表すなら「ポインセチアは本来の品種、プリンセチアはポインセチアの改良品種」となるでしょうか。

 

ここからはプリンセチアを基準に説明しますが、プリンセチアはサントリーフラワーズ株式会社によって品種改良されたポインセチアの一種です。ポインセチアは苞が赤く色付く品種がほとんどですが、プリンセチアにはピンクや白など、さまざまな色合いがあります。

ということで、厳密には異なるが実際のところは同じ仲間…くらいに捉えておくと良さそうです。

 

【余談】開花時期の調整に欠かせない短日処理

ポインセチア・プリンセチアの開花時期(≒苞が色付く時期)は12〜2月頃なのですが、何も処理せずに育てているとクリスマスまでに開花が間に合わないことも多々あります。そんな時に必要となるのが「短日処理」と呼ばれる処理です。ポインセチア・プリンセチアは日が短くなることで花芽を作る性質があるため、意図的に光を当てる時間を短くすることで開花時期を調整することができます。11〜12月頃になると店頭でポインセチア・プリンセチアをよく見かけるようになりますが、ほぼ全ての株に短日処理が施されています。

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常緑性低木であるポインセチア・プリンセチアは、うまく育てれば購入した翌年以降も楽しむことができます。しかしながら、クリスマスの時期に楽しもうとすると短日処理が必須になってきます。ご家庭で短日処理を行う場合、夕方5時頃〜朝8時頃は光の当たらない場所で管理するようにします。9月頃から短日処理を開始し、11月頃まで継続すると、クリスマスの頃には綺麗に色付いた苞が見られるようです。

(※私も一度試してみたいところですが…平日はさすがに仕事があるため実現はなかなか難しそうです。。。)

 


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