アタマの中は花畑

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【暖地桜桃】花芽と葉芽の見分け方〜冬の枝から開花数が予測できる!?〜

◎前回の記事(暖地桜桃)はこちら

【暖地桜桃】念願の初収穫!〜小粒でも美味しい暖地さくらんぼ!〜 - アタマの中は花畑

◎昨日の記事(イチジク)はこちら

【イチジク】一文字整枝2年目の冬〜夏果・秋果の剪定方法について〜 - アタマの中は花畑

 

昨日のイチジクと同様、鉢植えで管理している暖地桜桃(暖地さくらんぼ)も2年目の冬を迎えました。2年目となる今季は合計10粒ほど収穫できたのですが、来年はもう少し多く収穫できれば良いな…と淡い期待を抱いています。

 

暖地桜桃の収穫量は花の数に大体比例するため、開花数が分かればおおよその収穫量が予測できる気がしています。となると、今度は開花数がどのくらいか知りたくなってくるのですが…実は今の段階でもおおよその開花数を把握することができます。今回は、そのポイントとなる花芽と葉芽の見分け方についてご紹介したいと思います。

 

 

花芽・葉芽とは?

まず、今回取り上げる花芽・葉芽の特徴について触れておきます。

 

花芽(はなめ)とは、その名のとおり成長すると花になる芽のことで、言わば「蕾の赤ちゃん」です。暖地桜桃の場合、この花芽が成長して花・実になるため、花芽の数を数えることで収穫量をある程度把握することができます。

 

一方で葉芽(はめ)とは、成長すると葉や枝になる芽のことです。暖地桜桃の場合、その年に伸びた枝には花が咲かない性質を持つため「葉芽=その場所には来年花は咲かない」と捉えることができます。

 

花芽と葉芽の見分け方

花芽と葉芽の見分け方は以下のとおりです。結構曖昧な見分け方なので、最初は難しいかもしれませんが…慣れてくればある程度見分けられるようになると思います。

花芽:全体的に丸く、先端も丸みを帯びている

葉芽:全体的に細長く、先端は尖っている

 

ここで、我が家の暖地桜桃で実際に花芽と葉芽を区別してみることにしましょう。
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花芽を赤丸、葉芽を緑丸で囲むと以下のようになります。先程の写真と見比べてみると、花芽と葉芽で若干見た目が異なることがわかります。

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ちなみに、こちらの枝に付いた芽はいずれも葉芽です。暖地桜桃の場合、枝の先端に付く芽は大抵葉芽だと考えられます。
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我が家の暖地桜桃、花芽はいくつ?

花芽と葉芽の見分け方について一通り取り上げたところで、我が家の暖地桜桃に付いた花芽の数を数えてみることにしましょう。2年目の冬を迎えた暖地桜桃がこちらです。昨年冬に比べると枝がやや伸びましたが、枝数はほとんど変化がありませんでした。

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先程のポイントをもとに花芽と葉芽を区別してみたところ、全部で15個ほどの花芽が付いていることがわかりました。昨年に比べると微増、といったところでしょうか。
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ということで、今年春の収穫量を参考にすると来年は10粒強の実が収穫できそうです。せっかく花芽が15個あることですし、もっと多く収穫できると良いのですが…。

 

◎次回の記事はこちら

(来年春に更新?)

 


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