アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

実は同じ野菜だった!?ブロッコリー・カリフラワー・ロマネスコの違いについて

◎前回の記事はこちら

【秋冬野菜】畑への植え付け完了!〜秋冬野菜の栽培は虫との戦いです〜 - アタマの中は花畑

 

家庭菜園への植え付けから3カ月強、我が家のブロッコリーも主花蕾がかなり大きくなってきました。昨年の反省を生かして種まきの時期を1カ月ほど早めたおかげか、昨年に比べるとかなり生育状況は良さそうです。それでもまだ土が痩せているせいか、近所の畑で育てられているものと比べると一回り小さいですが…。

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◎昨年12月のブロッコリーはこちら

【キャベツ】もしかして…結球?? - アタマの中は花畑

(※キャベツの話題ですが、ブロッコリーについても少し触れています)

 

冒頭で取り上げたのはブロッコリーですが、カリフラワーやロマネスコも見た目がよく似ているため、これらと混同されてしまうケースも少なくありません。そこで、今回はブロッコリー・カリフラワー・ロマネスコの違いについて改めて整理してみたいと思います。

 

 

ブロッコリーの概要

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科・属名:アブラナ科アブラナ属

種別:一年草

花色:黄

花期:種まき時期により異なる(秋まきなら3〜4月頃)

原産:地中海沿岸

別名:メハナヤサイ、ミドリハナヤサイなど

花言葉:小さな幸せなど

◎特徴:

緑黄色野菜の一つで、花蕾(花序と茎)を食用とします。ビタミンが豊富な上、野菜の中では比較的タンパク質の含有量が多いことから、筋トレ中の食事にもしばしば登場します。

花言葉は「小さな幸せ」で、それに因んでブロッコリートス(結婚式の中で、ブロッコリー製のブーケを新郎が投げる行事)などにも用いられています。

 

カリフラワーの概要

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科・属名:アブラナ科アブラナ属

種別:一年草

花色:黄

花期:種まき時期により異なる(秋まきなら3〜4月頃)

原産:地中海沿岸

別名:ハナヤサイ、ハナカンランなど

花言葉:お祭り騒ぎなど

◎特徴:

ブロッコリーと同様、花蕾を食用とする野菜です。カリフラワーといえば白が一般的ですが、花蕾がオレンジ・紫などの品種も流通しています。また食用のほか、観賞用として栽培されることもあるようです。

細かく砕くと白米のように見えることから、ダイエット中の白米の代用品として用いられることもあります。

 

ロマネスコの概要

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科・属名:アブラナ科アブラナ属

種別:一年草

花色:黄

花期:種まき時期により異なる(秋まきなら3〜4月頃)

原産:地中海沿岸

別名:キミドリサンゴ、カリッコリーなど

花言葉:お祭り騒ぎなど

◎特徴:

ブロッコリーとカリフラワーの中間のような性質を持ち、味はブロッコリー、食感はカリフラワーに近いとされています。その性質から、カリッコリーという別名も持ちます。独特な形の花蕾が特徴で、このような形をフラクタル構造と呼ぶようです。

日本での流通量は今回の3品種の中では最も少なく、ブロッコリーやカリフラワーに比べるとあまり名前が知られていないのも現状です。

 

それぞれの共通点・違いは?

ブロッコリー・カリフラワー・ロマネスコの3品種は元々同じ野菜だったと考えられ、全てキャベツ(※)を品種改良したものであると言われています。

(※ケールをルーツとする説もあり)

 

それぞれの違いについて簡単にまとめると以下のようになります。見た目や性質はよく似ていますが、まさかルーツが同じだとは思いもしませんでした。

◼︎ブロッコリー:

・花を食用とするキャベツを品種改良したもの

◼︎カリフラワー:

・ブロッコリーの花蕾が白くなった変種

◼︎ロマネスコ:

・ブロッコリーとカリフラワーを交配したもの

・または、ブロッコリーやカリフラワーの品種改良の過程で誕生したもの(※諸説あり)

・分類としてはカリフラワーに属する

 

次にブロッコリー・カリフラワー・ロマネスコあたりを食べる際は「元々は全部同じたったのか」と考えつつ、感慨深くいただくことにします。

 

◎次回の記事はこちら

冬に育てたブロッコリーが紫色に!?食べても問題はない? - アタマの中は花畑

 


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