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【春の七草】ホトケノザとホトケノザ(コオニタビラコ)の違いは?

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【春の七草】ハハコグサとチチコグサの違い、および名前の由来について - アタマの中は花畑

 

※先日投稿したゴギョウ(ハハコグサ)に続き、今回も投稿のタイミングを逃してしまった内容です。。。

 

春の七草の一つに「ホトケノザ」がありますが、ホトケノザと言われると多くの方はこちらの花をイメージされるのではないでしょうか?かくいう私もその1人で、小さい頃は道端に生えていたホトケノザの蜜をよく吸っていたものです。

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その一方で、春の七草の1つであるホトケノザはコオニタビラコとも呼ばれ、全く異なる見た目をしています。実は私にとってコオニタビラコはあまり馴染みがなく、春の七草の中では最も見つけるのが苦手な植物だったりします。

 

今回は、見た目は異なるものの名前が一致している2種の「ホトケノザ」について、名前の由来などをご紹介したいと思います。

 

 

ホトケノザの概要

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科・属名:シソ科オドリコソウ属

種別:一年草(越年草)

花色:紫

花期:3〜6月

原産:アジア、ヨーロッパ、北アフリカ

別名:サンガイグサ、ホトケノツヅレなど

花言葉:調和、輝く心など

◎特徴:

春を代表する野草の一つで、日本では北海道以外に広く分布しています。花が何段にも分かれて咲くことから、サンガイグサ(三階草)の別名を持ちます。稀に白い花を咲かせる株があり、シロバナホトケノザとも呼ばれます。

 

コオニタビラコ(ホトケノザ)の概要

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科・属名:キク科ヤブタビラコ属

種別:一年草(越年草)

花色:黄

花期:3〜5月

原産:日本、中国、朝鮮半島

別名:タビラコなど

花言葉:調和、仲間と一緒になど

◎特徴:

春の七草の「ホトケノザ」のことですが、現在の標準和名はコオニタビラコ(小鬼田平子)です。水田雑草の一つで、水田や周囲の畦道でよく自生しています。水田周辺の環境変化に伴い、近年はその数を減らしているようです。

 

それぞれの名前の由来は?

概要でご紹介したとおり分類も見た目も全く異なる両者ですが、どちらも「ホトケノザ」と呼ばれます。ここからは、なぜホトケノザと呼ばれるようになった由来について取り上げたいと思います。

(※便宜上、ここからは紫の花をホトケノザ、黄色の花をコオニタビラコと記載します)

 

名前の由来については、実はどちらも同じと言われています。ホトケノザ・コオニタビラコともに葉の形が仏様の台座(蓮座)に似ていることから「ホトケノザ(仏の座)」と呼ばれるようになったと言われています。昔はホトケノザ・コオニタビラコともに「ホトケノザ」と呼ばれていましたが、いつしか標準和名で使い分られるようになったようです。

 

なお、コオニタビラコの「タビラコ(田平子)」は、水田の周辺で放射状に葉を広げる様子が由来になったとされています。また、オニタビラコに比べて小型であることからコオニタビラコと呼ばれるようになったのですが…オニタビラコはオニタビラコ属、コオニタビラコはヤブタビラコ属の植物です。両者の見た目はよく似ていますが、厳密には異なる種族であるため注意が必要です。

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