アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【ヒヤシンス】開花後のひと手間!水栽培の翌年も花を咲かせよう!

◎前回の記事はこちら

【ヒヤシンス】水栽培のヒヤシンスが開花!花の香り成分の正体は? - アタマの中は花畑

 

球根をセットしてから50日以上が経過しました。前回の記事で取り上げた白い花は咲き終わり、2番目のピンクの花が咲き始めました。本当は3球同時に開花して欲しかったところでしたが、開花時期が分かれたことで花を長く楽しめるので良しとします。

f:id:matundaba79:20210129152341j:image

 

さて、今回の主役は開花中のこちらの花…
f:id:matundaba79:20210129152324j:image

 

…ではなく、花が終わってしまったこちらの球根です。水栽培を行った後のヒヤシンスの球根はそのまま処分してしまうこともありますが、ひと手間を加えるだけで来年も開花してくれるかもしれませんよ。
f:id:matundaba79:20210129152316j:image

 

 

開花後の球根を捨てるのは勿体ない!

ヒヤシンスの水栽培は、その名のとおり水(と日光)だけで育てます。そのため、一般的な栽培とは異なり土から養分を得ることができません。水栽培には特大球と呼ばれるサイズの大きい球根がよく用いられますが、大きめの球根を使うことで球根の養分だけでも花を咲かせることができます。

 

しかしながら、いくら特大球とはいっても、開花する頃には球根に蓄えられた養分をほぼ使い果たしています。球根もやせ細っているため、水栽培に使った球根がそのまま使い捨てにされてしまうケースも少なくありません。せっかくの球根植物なのに、1年で捨ててしまうのは何だか勿体ない気がしますね。

 

来年も開花させるためには?

球根を使い捨てにするのは勿体ない!とは思うものの、開花後もそのまま水栽培を続けていたのでは球根は大きくなりません。ですが、以下のひと手間を加えることで来年もまた開花してくれる可能性があります。

①花が咲き終わったらすぐに花茎を折り取る

②水栽培の容器から球根を外し、肥料を与えた土に植え替える

③葉が枯れるまでそのまま育てる

 

大切なのは「出来るだけ多くの養分を取り入れ、かつ余分な養分を使わせずに球根を大きくすること」です。

 

我が家の球根で実践してみよう!

では早速、我が家の球根で実践してみることにしましょう。題材となるのは、冒頭でも取り上げた開花済みの球根(白花)です。写真のとおり、花茎は既に折り取ってあります。

f:id:matundaba79:20210129152331j:image

 

まずは水栽培用の容器から球根を取り出します。我が家では3球同時に育てていたため、ご覧のとおり根が絡み合っていました。。。f:id:matundaba79:20210129152312j:image

 

ですが、ヒヤシンスの根は複雑な枝分かれをしていないため、指で簡単に解くことができます。感覚でいえば、髪の毛をセットするようなイメージでしょうか。
f:id:matundaba79:20210129152327j:image

 

こうして、花が咲き終わった球根のみを取り出すことができました。
f:id:matundaba79:20210129152346j:image

 

あとは肥料を与えた土に植え替え、葉が枯れるまで育てるだけです。球根のサイズはさすがに小さくなるため、再び水栽培に使うのは難しそうですが…花壇であればきっと来年も開花してくれるはずです。
f:id:matundaba79:20210129152337j:image

 

少し物寂しくなりましたが、残りの2球は引き続き室内で育てる予定です。
f:id:matundaba79:20210129152320j:image

 

◎次回の記事はこちら

【ヒヤシンス】球根の色から花色が予想できる!?〜実際に予想してみました!〜 - アタマの中は花畑

 


はじめてのヒヤシンス水栽培セット 【球根+水栽培容器+絵本風ミニ冊子】 あおいろ 青色 ブルー 水耕栽培キット 球根 インテリア おうち時間 観賞用 かわいい