昨日は春のような陽気だったため、近くの公園へと足を運びました。当初の目的は長男と遊具で遊ぶことだったのですが、遊んでいる途中で急に長男が公園の隅の方へ走り出しました。土に絵を描いてみたり、生えている野草を触ってみたり…私と感性が似てきたのでしょうか?
さて、長男が遊び始めたこちらの場所ですが、私にとっても非常にテンションの上がる場所です。ただの野原のように見えますが、よくよく見るとたくさんの野草が開花し始めていました。今回は、こちらの野原で見つけた花達についてご紹介したいと思います。
オオイヌノフグリ
最初に見つけたのがオオイヌノフグリでした。風の当たりにくい場所を中心に、数多くの花を咲かせていました。オオイヌノフグリといえば青色の花弁が特徴で、春を代表する花の一つです。
ヒメオドリコソウ
本来はとう立ちして開花する植物なのですが、まだ寒いためかロゼットの状態で開花していました。ホトケノザ(後述)やムラサキケマン、キランソウなどと見間違えることが多い印象です。
◎ロゼットについてはこちら
【ロゼット】植物がロゼットを形成するのは何故?実は様々な戦略が関係していた!? - アタマの中は花畑
ホトケノザ
こちらも春を代表する野草の一つです。実家近くにもたくさん生えており、小さい頃はよく花の蜜を吸っていました。以前の記事でも取り上げましたが、春の七草の一つである「ホトケノザ」とは別物です。
◎ホトケノザについてはこちら
【春の七草】ホトケノザとホトケノザ(コオニタビラコ)の違いは? - アタマの中は花畑
ナズナ
春の七草草の一つです。実の付いた茎を細工するとペンペンと音が鳴ることから、ペンペン草とも呼ばれます。漢字では「薺」と書きますが、私には絶対書けないと思います。
タンポポ
今回ご紹介した植物の中では最も知名度の高い野草です。タンポポにもたくさん種類がありますが、現在自生しているものの多くがセイヨウタンポポです。本来は花茎を伸ばして開花するのですが、ヒメオドリコソウと同様、こちらもロゼットの状態で開花していました。
おわりに
今回は近くの公園で見つけた野草の写真をお送りしました。元々野草好きだったこともあり、こういう広い野原を見かけるとどうしても花を探したくなってしまいます。特に春先は多くの花が咲き始める時期にあたるため、野草観察にはぴったりのシーズンです。
立春も過ぎ、春が少しずつ近付いてきましたね。冬の間は花壇や家庭菜園の動きも少ないため、今回のような雑談・まとめに近い内容が多くなりがちですが…自宅からの報告もまた少しずつ増やしていければと思います。
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