◎前回の記事はこちら
【シャドークイーン①】皮も身も紫色のジャガイモを育ててみよう! - アタマの中は花畑
シャドークイーン(ジャガイモ)の芽出し処理を開始してからおよそ半月が経過しました。3月に入ったことですし「そろそろ家庭菜園に植え付けても良いんじゃないか?」と思っているところなのですが…肝心の種芋は順調に成長しているでしょうか?
芽出し処理開始から半月…
まずは種芋の成長具合を確認するため、こちらの2枚の写真を比較してみます。
・芽だし処理開始日(2月13日撮影)
・直近の様子(3月4日撮影)
◎2月13日撮影
◎3月4日撮影
見た目はあまり変わっていないように見えますが、黒い芽のようなものが一回り大きくなったように見えます。試しに種芋を1つ手に取ってみたところ、ご覧のとおりでした。日当たりが良く、かつ夜はあまり冷え込まない場所に置きっぱなしにしていたのですが、それでも成長してくれるものですね。
また品種がシャドークイーンということもあり、芽は濃い紫色をしていました。シャドークイーンを育てるのは初めてなのですが、この紫色は新芽特有のものなのでしょうか?
種芋を植え付ける深さはどのくらい?
新芽がそれなりに伸びてきたということで、テレワーク中の昼休みを活用し、早速植え付けることにしました。今回は敢えて小さめの種芋を選んできたため、ナイフや草木灰の出番はありませんでした。
さて、ジャガイモといえば種芋よりも浅い位置に芋をつけることでも知られていますが、実際のところどの程度の深さに植え付ければ良いのでしょうか?少し調べてみたところ、土寄せを行う一般的な栽培であれば5cm程度の深さに植え付けると良いようです。なお、栽培中の土寄せが難しいマルチ栽培や霜の影響を受けやすい寒冷地などでは、もう少し深めに植え付ける必要があります。
今回はマルチなし栽培に挑戦!
これまでは種芋を植え付けた後、黒いマルチを被せていたのですが、今回はマルチなしの栽培に挑戦してみようと思っています。栽培中の土寄せも行う想定のため、種芋は深さ5cm程度のところに植え付けました。
ジャガイモの場合はマルチあり/なしのどちらでも栽培可能ですが、それぞれ以下のような特徴があります。マルチなし栽培の方が手間はかかりますが、その分多く収穫できる…と勝手に信じているのですが実際のところはどうなのでしょうか?
◎マルチあり栽培
・株元に光が入らないため、土寄せを行う必要がない
・土中の温度が上がりやすく収穫時期も早くなりやすい
◎マルチなし栽培
・株の成長に合わせて土寄せを行う必要がある(土寄せを行わない場合、できたジャガイモが緑色に変色することがある)
・土寄せにより株を安定させ、ジャガイモが成長するためのスペースをより広く確保することができる
3度目のジャガイモ栽培、今回こそはたくさん収穫できますように。
◎次回の記事はこちら
(芽かき、または土寄せの頃に更新?)