アタマの中は花畑

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【定点観察】ヒヤシンスの水栽培、開始から終了までの100日間

昨シーズンに引き続き、今シーズンもヒヤシンスの水栽培に挑戦してしました。本ブログでも何度か記事に取り上げましたが、今年は3球とも綺麗な花が咲いてくれました。

つい先日水栽培を終了しましたので、今回は水栽培の開始〜終了までの100日間を写真とともに振り返っていきたいと思います。

 

◎昨シーズンの栽培失敗記事はこちら

【定点観察】ヒヤシンスの水栽培 - アタマの中は花畑

 

 

栽培1日目(12月3日)

ヒヤシンスの水栽培を始めたのは12月始めのことでした。今回選んだ球根は紫・ピンク・白の3色で、球根と同じ色の花が咲くのではないか?と期待していました。

ちなみに水栽培を始める際は、発根や開花を促進する目的でまずは冷暗所で管理するのが良いようです。

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栽培11日目(12月13日)

栽培を始めて1週間もすると、根が徐々に伸びてきました。普段であればこのあたりで冷暗所→明るい場所へ移動させるのですが…思ったほど根の生育が良くないため、もうしばらく冷暗所で管理することにしました。

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栽培17日目(12月19日)

ようやく容器の半分程度まで根が伸びてきたため、この日から明るい場所で管理することにしました。また、少しずつですが球根の上部からも葉が顔を出し始めました。

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栽培29日目(12月31日)

室内の暖かい場所へ移動させたためか、葉が一気に伸びてきました。いつの間にか根も容器いっぱいに張り巡らされていました。

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栽培38日目(1月9日)

正月休みが終わってしばらくすると、紫色の球根から早くも蕾が顔を出し始めました。当初の予想通り、紫色の花が咲くのでしょうか…?

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栽培41日目(1月12日)

最も早く開花するのは紫色の球根かと思いきや、ここ数日で右手前の白い球根が急成長しました。徐々に蕾も膨らんできており、球根と同じ白い花を咲かせそうです。

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栽培46日目(1月17日)

最も早く開花したのは白い球根でした。ここまで開花すると、辺り一帯にヒヤシンス独特の甘い香りが漂っていました。なおヒヤシンスの花の香りは「グリーンノート」とも呼ばれ、リラックス効果があるとされています。

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栽培50日目(1月21日)

白い球根に続いて紫の球根が開花し始めました。球根が紫なので花も紫…かと思いきや、明るいピンクの花でした。

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栽培52日目(1月23日)

白い球根は見頃を終え、紫の球根が見頃を迎え始めました。ピンクの球根は大きな変化もなく、まだ蕾を顔を出していませんでした。

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栽培59日目(1月29日)

日に日に紫の球根の花色が濃くなってきました。近くで見るとピンク1色ではなく、白・ピンクの2色咲きのような気もしてきました。

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見頃を終えた白い球根については、球根を太らせ来年も花を楽しむ目的で花壇へ植え替えました。ということで、残りの球根は2個となりました。
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栽培64日目(2月3日)

いよいよ最後となるピンクの球根からも花が咲き始めました。球根がピンクなので花もピンク…かと思いきや、こちらも予想が外れて紫の花が咲きました。結局、当初予想していたうち花色が当たったのは1球のみでした。

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栽培67日目(2月6日)

紫の球根も花壇へ植え替えたため、残りは1球のみとなりました。ただ、ピンクの球根は開花し始めたばかりなので、まだまだ楽しめそうな気がしました。

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栽培72日目(2月11日)

花茎がかなり伸びてきましたが、花数は思ったほど増えてきませんでした。

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栽培77日目(2月16日)

まだ蕾がいくつか残っている状態ですが、早くも最初に開花した花が枯れ始めました。

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栽培79日目(2月18日)

枯れ始めた花を摘み取ってみました。残った蕾は緑色で、これまでの蕾とは少し異なった見た目をしていました。

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栽培89日目(2月28日)

多少色は変わりましたが、緑と紫が入り混じった状態で開花し始めました。ヒヤシンスらしい香りもあまりしなかったのですが、病気か何かなのでしょうか…?

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栽培100日目(3月11日)

その後花色が変わることはなく、そのまま枯れてしまいました。この後紫の球根も花壇へ植え替えたため、この日でヒヤシンスの観察を終了することにしました。

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おわりに

昨シーズンは失敗してしまいましたが、今シーズンは何とか開花させることができました。かなり長期間栽培していたつもりだったのですが、日数に換算するとたった100日となり、意外にも短かったことがわかりました。

これまでは水栽培=ヒヤシンスのイメージが強かったのですが、来シーズンはチューリップの水栽培にも挑戦してみようかなーと頭の中では考えています。

 


水栽培ポット ヒヤシンス3球用 1鉢