◎前回の記事はこちら
【チューリップ】前年に掘り上げた球根でも翌年開花するのか?〜実際に育ててみた結果〜 - アタマの中は花畑
前回の記事でご紹介した「チューリップ畑」は、あっという間に見頃を過ぎてしまいました。今後しばらくは球根を太らせる目的で葉だけを育てていくのですが、そろそろ次に育てる花についても準備を始めておきたいところです。
昨年の夏はこのスペースに金魚草を植えていたのですが、今年は違う花を育てても良いかもしれません。あれこれ考えた結果、今年はグラジオラスの球根をたくさん植えてみることにしました。
今回用意した球根
今回用意したグラジオラスの球根がこちらです。グラジオラスは花色のバリエーションが多い花としても知られ、野生種・園芸種を合わせると1000品種以上も存在すると言われています(※)。私はどちらかというとシンプルな花色が好みのため、今回は単色の球根を20球購入してきました(写真右)。写真左は昨年初めて開花した実生グラジオラスの球根で、今年で栽培7年目となります。
※以前の記事でもご紹介しましたが、さらに品種の多い花も数多く存在します(下記記事参照)。
◎品種の多い花についてはこちら
最も品種の数が多い花とは?〜青いバラが存在しないのはなぜ?〜 - アタマの中は花畑
◎実生グラジオラスの開花についてはこちら
【グラジオラス】種からでも花は咲く!実生グラジオラス6年目の開花 - アタマの中は花畑
球根の状態チェック
花壇に植え付ける前に、まずは球根の状態をチェックしてみることにしましょう。まずは新たに購入した球根からです。1袋20球入りで5色ミックスとのことだったので、各色4球ずつ入っているかと思いきや…内訳は以下のとおりでした。欲を言えば、ピンクがもう少し欲しかったところです。
・赤3球
・ピンク2球(うち1球は干からびている状態)
・黄5球
・紫4球
・白6球
各色の球根を眺めていたところ、赤や紫の品種では球根にもほんのり色が付いていることがわかりました。本ブログでもしばしば取り上げることがありますが、アントシアニン(ブルーベリーなどにも含まれる紫色の色素)の含有量が多いからなのかもしれません。
また、写真左は実生グラジオラスの球根ですが、市販の球根(写真右)よりも一回り大きいことがわかります。あくまでも我が家での場合ですが、種をまいてから6年ほどで市販の球根以上のサイズに成長するようです。
球根をより近くで観察してみると、早いものでは既に芽が出始めていました。これは早く植え付けてあげないといけないですね。
グラジオラス畑を目指して…
今回グラジオラスを植え付ける場所はこちらです。チューリップの葉はもう少し生かしておきたいので、しばらくは一緒に育てることになりそうです。
チューリップの球根に傷は付けたくないので、隙間スペースに1球ずつ植え付けました(※)。チューリップの葉が枯れる頃にグラジオラスが成長し、綺麗に入れ替わってくれることが理想です。
※実生グラジオラスについては個別に管理していきたいので、少し離れた場所に植え付けました。
◎次回の記事はこちら
【グラジオラス】実生7年目の振り返り〜今年も球根を掘り上げました〜 - アタマの中は花畑