アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【香辛料】からしとマスタードの違いって何?

今回は私が苦手な食べ物について少しお話ししたいと思います。元々好き嫌いがかなり激しい方なのですが、息子に示しがつかないため最近は「出されたものは取り敢えず食べる」ようにしています。そのおかげか全く食べられないものは少なくなりましたが、未だに「からし」は少量でも食べられません。。。

 

一方で、見た目がよく似たマスタードであれば好んで食べることができます。友人からは「からしもマスタードも同じでは?」とよく言われるのですが、(からしが苦手な身としては)両者は全く異なる調味料のように感じます。そこで、今回はからしとマスタードの違いについて少しご紹介したいと思います。

 

 

からしの原料

からしは「和からし」とも呼ばれ、からし菜の種子をすり潰したもの(粉からし)が原料となっています。一般的には、粉からしを水で溶いた練りからしのことを「からし」と呼ぶことが多いようです。

原料となるからし菜にはアブラナ科のオリエンタルマスタードかよく用いられ、ツーンと鼻に抜ける強い辛みが特徴です。

f:id:matundaba79:20210422213633j:image

 

マスタードの原料

マスタードは「洋からし」とも呼ばれ、からし菜の種子に調味料(砂糖、酢、ワインなど)を加えて作られます。マスタードにはさまざまな種類があり、種をすり潰したもののほか、種をすり潰してしないものも流通しています。

原料となるからし菜にはアブラナ科のイエローマスタードがよく用いられます。オリエンタルマスタードに比べると、辛味や刺激が弱い点が特徴です。

f:id:matundaba79:20210422213642j:image

 

からしとマスタードの違いは?

同じ「からし菜」を原料とする点では共通するからしとマスタードですが、両者には以下のような違いがあります。ざっくり言えば「からしに比べてマスタードは辛くない」ことになり、私がマスタードだけ食べられるのも納得がいきます。

f:id:matundaba79:20210422213711j:image

 

◼︎からしの特徴

・辛みの強いからし菜(オリエンタルマスタード)の種が原料である

・調味料は加えられていない

 

◼︎マスタードの特徴

・辛みの弱いからし菜(イエローマスタード)の種が原料である

・からし菜の種のほか、調味料が加えられている

 

本当はからしも食べられるようになりたいのですが、コンビニのサンドイッチに入っているだけでもダメなんですよね。。。からしの克服にはまだまだ時間がかかりそうです。

 


【ツケナ】葉からし菜【サカタのタネ】(10ml)野菜種[春まき][秋まき]922873