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【備忘録】いつか花壇で育てたい花リスト - アタマの中は花畑
少し前の記事で、私がいつか育てたい花のリストをご紹介したことがあります。今回はそのうちの1種類でもある朝顔に関する話題です。我が家でもこちらの青い朝顔を育て始めました。
朝顔といえば「小学校の授業で育てたことのある花」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。夏休みに入る直前、自宅に朝顔の鉢を持って帰ったのは良い思い出です。小学生からしたら、鉢を運ぶだけでも結構な重労働ですよね。。。
そんなことを書きながらふと思ったのですが、小学校の授業でよく朝顔が栽培されるのは一体なぜなのでしょうか?
朝顔の概要
科・属名:ヒルガオ科サツマイモ属
種別:一年草
花色:青、紫、ピンク、白など
花期:7〜9月
原産:熱帯アメリカ(諸説あり)
別名:ケンゴシ(牽牛子)など
花言葉:愛情、結束など
◎特徴:
夏に咲く花の代表格です。日本には奈良時代に中国から伝わったとされ、江戸時代には一大ブームを巻き起こしました。現在では、大輪咲き・変わり咲き・つるの伸びない矮性種など、多数の園芸品種が生み出されています。
実はサツマイモの仲間で(どちらもサツマイモ属)、サツマイモもアサガオによく似た花を咲かせます。
※概要は下記記事からの引用です。
【朝顔】必ず朝に咲くとは限らない!?開花条件は光ではなく時間が関係していた! - アタマの中は花畑
朝顔の種まき〜発芽
早速、我が家でも朝顔の種をまいてみることにしました。今回調達した種の見た目は、私の想定していたものよりも少し細長かったです。同じ朝顔でも、品種によって種の見た目が違うのでしょうか…?
私が小学生だった頃の授業では「人差し指の第一関節くらいまでの深さで穴を開けて、その中に種を入れて埋める」と教わった記憶があります。今では指も大きくなったため、穴は第一関節の半分くらいの深さにしておきました。
最初の花が発芽したのは、種まきの4日後でした。そこから2日ほどで、朝顔らしい切れ込みの入った双葉が開きました。
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小学校の授業で朝顔を栽培するのはなぜ?
こうして朝顔の成長を観察するのは小学生の頃以来なのですが、そもそも小学校の授業で朝顔がよく取り上げられるのはなぜなのでしょうか?調べてみると、朝顔ならではの理由がいくつもあることがわかりました。
①育てやすい
まずは何と言ってもその育てやすさです。朝顔は日光と水と土さえあれば育つと言われており、追肥をしなくてもたくさんの花を咲かせてくれます。小学生でも手軽に育てられるのが何よりの魅力なのかもしれません。
②成長に伴う変化が大きい
朝顔は種をまいた後、双葉→本葉→つる→花→実(種)とその姿を大きく変えます。成長とともに見た目が大きく変わる朝顔は、小学生の観察にもぴったりです。また、朝には花が開いているため、登校する頃には満開の花が出迎えてくれます。
③成長が早い
朝顔は成長がとても早く、種をまいてから2カ月ほどで花を咲かせます。そのため、進級して少し落ち着いた頃に種をまいたとしても、夏休みに入る前には花が咲き始めていることになります。1学期のうちに種まき〜開花までを観察できるため、小学校の年間スケジュールとの親和性も高いです。
④用途が広い
夏休みに入ると、授業で育てた朝顔を自宅に持ち帰って育てることになるかと思います。持ち帰った朝顔は夏休みの宿題(絵日記、観察記録など)になるほか、花は押し花や色水などとして楽しむこともできます。さらに朝顔は一年草なので、採れた種は来年の新入生に引き継ぐことも可能です。
こうしてまとめてみると、小学校の授業で朝顔がよく育てられるのも納得がいきますね。もし手元に朝顔の種があるようでしたら、童心に返ってまた育ててみてはいかがでしょうか?
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【朝顔】網はきゅうりネットで代用!〜ネットを安く設置する方法は?〜 - アタマの中は花畑