アタマの中は花畑

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【イチジク】6月の夏果・秋果〜イチジクの実は2年目以降の枝に付きやすい!?〜

◎前回の記事はこちら

【イチジク】一文字整枝3年目突入!夏果・秋果の現在の様子は? - アタマの中は花畑

 

前回の記事からおよそ2カ月が経過しました。一文字整枝3年目となる我が家のイチジクは、昨年同様に枝を伸ばしています。

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昨年は秋果1個しか収穫することができなかったのですが、今年は春先から夏果らしき実が確認できており、収穫もそれなりに見込める気がしています。また、4月段階では見つけられなかった秋果は付いているのでしょうか…?

※夏果:夏に収穫できるイチジクの実

※秋果:秋に収穫できるイチジクの実

※我が家のイチジクは「夏果秋果兼用種」に属する品種で、夏果・秋果の両方を収穫することができるようです。

 

 

夏果の様子

まずは、前回記事時点で既にイチジクらしい形になっていた夏果の様子からです。見た目はさらにイチジクらしく…と言いたいところですが、何故だかゴツめに成長しています。皮がすごく硬そうなのですが、果たして美味しい実を収穫することはできるのでしょうか?

また4月上旬には10個以上あった夏果ですが、現在では6個ほどまで減ってしまいました。これ以上減らないと良いのですが…。

 

◎4月上旬撮影

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↓↓↓

◎6月上旬撮影
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秋果の様子

続いては、秋果の様子です。秋果はその年に伸びた枝に付く性質があるため、今年伸びた枝を観察したところ…葉の付け根に小さな実がいくつも付いていました。昨年の秋果はわずか1個でしたが、今年は10個以上付いていました。昨年と同様であれば、8月下旬〜9月上旬頃には収穫できそうです。

 

◎4月上旬撮影

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↓↓↓

◎6月上旬撮影
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イチジクの実は2年目以降の枝に付きやすい!?

今回イチジクの木を観察していたところ、剪定後1年目の枝(1年枝)に比べて2年目の枝(2年枝)の方が多くの実を付けていることに気付きました。

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▲剪定後1年目の枝(1年枝)


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▲剪定跡2年目の枝(2年枝)

 

夏果(青丸の部分)は2年枝以降にしか付かないためその通りとして、秋果(黄丸の部分)についても2年枝の方が多く付いているような気がします。たまたまかもしれないのですが、これには何か理由があるのでしょうか?
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明確な理由はわからなかったのですが、春に伸びる新芽の状態が関係しているのでは?と個人的には考えています。

 

◎剪定後1年目の枝(1年枝)の場合

・剪定を行うため、前年冬の時点では新芽は存在しない

→翌年の春になり、ようやく新芽が形成される

→新芽の形成期間が十分ではなく、(新芽の中の)秋果の準備も整わなかった?

 

◎剪定後2年目以降の枝(2年枝以降)の場合

・剪定を行わないため、前年冬の時点で新芽が存在する

→翌年の春になり、その新芽から枝が伸びる

→新芽の形成期間が十分確保され、(新芽の中の)秋果の準備も整っていた?

 

↑は私の推測で書いているため信憑性はあまりないのですが…もし本当だとすれば、2年枝をある程度残しておくことで毎年安定して収穫できるようになりそうです。以下の記事でも取り上げたことがありますが、毎年冬の剪定は「切り過ぎない」ことが実は重要なのかもしれません。

 

◎関連記事はこちら

【イチジク】一文字整枝2年目の冬〜夏果・秋果の剪定方法について〜 - アタマの中は花畑

 

◎次回の記事はこちら

【イチジク】念願の夏果初収穫!秋果よりも夏果の方が大きいの!? - アタマの中は花畑

 


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