◎前回の記事はこちら
【古代米2021④】田植えから1カ月半…分げつが進まないのはなぜ? - アタマの中は花畑
先日、我が家の黒米からもようやく穂が顔を出し始めました。昨年春に食用の玄米から育て始め、今年で2年連続の出穂となります。
さて、今年は以下の条件で栽培を行っているのですが、ここに来て検証内容を見直す必要が出てきました。。。
検証①:苗の本数を変えて育てたらどうなるの?
検証②:培養土で稲を育てたらどうなるの?
現在の古代米(黒米)
数日前に撮影したの古代米の様子がこちらです(左側が田んぼの土、右側が培養土で育てたもの)。先日接近した台風の影響で葉が何枚か折れてしまいましたが、どちらも順調に成長しているように見えます。
検証①:苗の本数を変えて育てたらどうなるの?(途中経過)
まずは1本・5本・10本の苗をそれぞれ植えたバケツ田んぼの方から確認していくことにしましょう。手前が1本、右奥が5本、左奥が10本の苗を植えたものなのですが、現在の茎の本数は以下のとおりでした。
苗1本→現在の茎の本数も1本
苗5本→現在の茎の本数も5本
苗10本→現在の茎の本数も10本
前回の記事でも触れたのですが、今シーズンは思うように分げつが進んでいません。田植えから2カ月半が経過しましたが、まさか茎が1本も増えないとは思いもしませんでした。。。
またバケツ田んぼで栽培している株については、ちらほら穂が顔を出し始めました。出穂が始まったということは、これ以上の分げつは望めないのかもしれません。
なお現在の草丈は40〜45cm程度で、1カ月前と比べると5cmほど成長していました。
検証②:培養土で稲を育てたらどうなるの?(途中経過)
続いては、培養土で育てている株の様子です。こちらはまだ穂が出ていないのですが、生育状況は良好に見えます。しかしながら茎の本数は5本のままで、こちらも分げつは進んでいませんでした。
少し驚いたのがその草丈で、撮影日時点で60cmほどありました。バケツ田んぼで育てている株が40〜45cmほどだったため、20cm近くの差がついていることになります。
あくまでも推測なのですが…培養土で育てている株は水に浸ることがほとんどないため、土中の温度が上がりやすいことが理由なのでは?と考えています。
検証内容を見直すことにしました
今回は2つの検証の途中経過をお送りしましたが…分げつが全く進まぬまま出穂が始まってしまったため、今後は検証内容を以下の1つに絞ることにしました。
「培養土で稲を育てたらどうなるの?」
苗の本数を変えた検証については、来年また機会があれば再挑戦できればと考えています。検証途中での方針転換となってしまいましたが、まずは培養土での稲の収穫を目指します。
◎次回の記事はこちら
【古代米2021⑥】培養土で育てても稲は出穂する!あとは収穫を待つのみ! - アタマの中は花畑
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