◎前回の記事はこちら。
【鷹の爪】収穫のタイミング(適期)はいつ?〜青唐辛子、赤唐辛子、それとも乾燥させてから?〜 - アタマの中は花畑
鷹の爪が次から次へと赤く色付いてきたため、少しずつ収穫を進めています。鷹の爪を育てるのは今回が初めてでしたが、あまりお世話をしていなくてもたくさんの実が収穫できそうです。
収穫した実は乾燥させた後、主に米びつの虫除けなどに使用していますが…実はもう1つ試してみたいことがあります。それが前回の記事でも触れた一味唐辛子作りです。一味唐辛子といえば店頭で購入するイメージしかなかったのですが、案外簡単に作れるのだそうです。
まずは鷹の爪の収穫から
鷹の爪をはじめとする唐辛子は、用途によって収穫のタイミングが異なるため「どのタイミングで収穫しても問題ない野菜」です。ただ今回は真っ赤な一味唐辛子を作るため、赤く熟した実だけを選んで収穫していきます。こうして眺めているだけでも辛そうですね。。。
このままでは加工できないため、風通しの良い場所にしばらく置き、実を乾燥させていきます。今回は万能干し網を使いましたが、株に付けたまま乾燥させてしまっても問題ありません。
十分に乾燥させるとこのような見た目に変化します。実の色はほぼそのままですが、振ると中の種がシャカシャカ音を立てるようになります。
いよいよ一味唐辛子作り!
鷹の爪の乾燥が完了すれば、次はいよいよ一味唐辛子作りです。まずはこちらの写真のようにヘタ、果肉、種を分けていきます。一味唐辛子には赤い果肉の部分を用いるのですが、種を混ぜても問題ありません(※種を加えた分辛くなるので注意)。使用しなかった種は、翌年まいて育てることもできます。
今回は果肉の部分のみを用いて一味唐辛子を作ってみることにしました。ということで、フードプロセッサーに果肉を入れてスイッチON!
…したのですが、思うように細断されませんでした。やむを得ず、強力めのミキサーを引っ張り出すことに。。。
ミキサーで1分ほど細断した結果、思い描いていた一味唐辛子が完成しました。ミキサーを引っ張り出すことにはなりましたが、自宅で収穫した鷹の爪を無事に加工することができました。
乾燥させた唐辛子の保存期間は半年〜1年程度です(※風味は落ちるものの、1年以上保存することも可能です)。そのため風味を気にする場合は、翌年の収穫シーズンくらいまでには食べ切ってしまうようにしましょう。
鷹の爪を加工する際の注意点
以前の記事でも触れたことがあるのですが、鷹の爪は一般的な赤唐辛子の4〜5倍程度の辛さを持ちます。そのため目や鼻の粘膜に触れてしまうと、ヒリヒリした痛みが長時間続く恐れがあります。肌が弱い方は素手での加工を避け、目や鼻の粘膜に触れないよう気を付けるようにしましょう。
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