◎前回の記事はこちら
【実生パパイヤ19】種まき後1年半で遂に開花!雄花・雌花・両性花の違いとは? - アタマの中は花畑
昨年3月にスタートした「実生パパイヤシリーズ」も、今回で大台の20記事目に到達しました。スーパーで購入したパパイヤの種をまいたのが始まりですが、1年半でここまで立派に成長しました。
前回記事からあまり間隔が空いていないため、株の見た目自体はあまり変わっていないのですが…肝心なのは前回ようやく咲いた花の様子です。両性花(雄花と雌花の両方の性質を持つ花)だと予想していたのですが、その後無事に結実したでしょうか…?
パパイヤの花のその後
まずは最初に開花した花のその後の様子について、定点観察風にお送りします。開花から5日ほどで子房(後に果肉となる部分)が顔を見せ始め、徐々に膨らんできているように見えます。(我が家で育てているパパイヤはこの1株のみのため)子房が膨らんできたということは、咲いた花は雌花(※)または両性花で間違いなさそうです。
※パパイヤの場合、雌花だけでも結実するケースがあるようです(単為結果)。この場合受粉はしていないため、中の種は作られません。
◎9月30日撮影(前回記事時点)
◎10月4日撮影
◎10月6日撮影
◎10月9日撮影
現在の実の大きさ
10月9日時点で、実の直径は2cmほどでした。見た目はラグビーボールのような形をしており、小さいながらも元々のパパイヤに似ているような気がします。
▲元々のパパイヤ(昨年3月に購入したもの)
青パパイヤとしての収穫サイズはどのくらい?
ようやく実が膨らみ始めましたが…この先の冷え込みを考慮すると、完熟パパイヤの収穫はほぼ絶望的だと考えています。10月に入った頃から下の方の葉が徐々に枯れてきており、企画終了がすぐそこまで来ていることを実感させられています。
とはいえ、何とかして「パパイヤの実の収穫」に漕ぎ着けたいところです。私にとってはパパイヤ=完熟したオレンジ色の果肉というイメージですが、沖縄などでは未熟な実を「青パパイヤ」として食べる風習もあります。ということで、我が家ではまず青パパイヤの収穫を目指すことにします。
青パパイヤの収穫タイミングやサイズについてですが、実際のところいつ収穫しても問題ないのだそうです。未熟なパパイヤの場合はサイズによる食感・風味の違いがほとんど現れないため、使いたいタイミングで適宜収穫していくことになります。
さすがに今のサイズで収穫するのは早過ぎますが、株が枯れてしまう前にできるところまで育てていきたいと思います。
◎次回の記事はこちら