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【水栽培】チューリップの球根で挑戦開始!〜水栽培可能な球根はどの品種?〜 - アタマの中は花畑
チューリップ・ヒヤシンスの水栽培を開始してからおよそ半月が経過しました。これまでは冷暗所で管理していたのですが、根がそれなりに伸びてきたため暖かい室内へ移動させました。
この伸びてきた根をよく観察していたところ、チューリップとヒヤシンスで「ある共通点」を見つけました。
現在の球根達
まずは今シーズンのメインでもあるチューリップからです。球根の殻を破り、黄色っぽい芽が徐々に顔を出し始めました。冷暗所で管理していたためまだ芽は黄色ですが、この先は日に当たるため緑色に変化していくはずです。
続いて栽培容器を横から見てみました。球根によって差は見られるものの、容器の真ん中あたりまで根が伸びてきています。
ヒヤシンスについても同様に、栽培容器の真ん中あたりまで根が伸びていました。元々は球根を3球セットしていたのですが、冷暗所で保管している間に1球腐らせてしまいました。。。
根の伸び方に共通点を発見!
水栽培でもしないと根を観察する機会がないため、球根のセットを手伝ってくれた長男にも見せてみました。伸びてきた葉や根にも興味を示していましたが、開口一番に「何で球根の殻を取らなかったの?」と聞かれました。先日、花壇にチューリップの球根を植えた時のことをしっかり覚えていたようです。子供の記憶力は侮れませんね…!
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先程の掲載したヒヤシンスの球根にも言えるのですが、よく観察していたところ根が全く枝分かれしていないことに気付きました。チューリップの根は若干もじゃもじゃしているものの、それぞれの根は全く枝分かれしておらず、球根から1本真っ直ぐに伸びています。
球根植物の根は全て「ひげ根」なのか?
植物の根は大きく2つのタイプに分類され、チューリップやヒヤシンスの根はこのうち「ひげ根」に該当します。
◎主根・側根
・真っ直ぐに伸びる主根から枝分かれする形で側根が伸びるもの。双子葉類(最初に生える葉が2枚の植物)が該当する。
◎ひげ根
・根元から何本もの根が枝分かれせずに真っ直ぐ伸びるもの。単子葉類(最初に生える葉が1枚の植物)が該当する。
今回水栽培で育てている植物達を見ていると「全ての球根植物はひげ根タイプ(単子葉類)なのか…?」と錯覚してしまうのですが、実際には主根・側根タイプ(双子葉類)の球根植物も存在します。代表的なところではアネモネやラナンキュラス、ダリアなどが該当します。ただ、全体的な品種数で言えばひげ根タイプの球根植物の方が多いようです。
単子葉類・双子葉類については中学時代の理科の授業で習ったはずなのですが、意外と覚えていないものですね。。。
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