◎前回の記事はこちら
【実生パパイヤ21】初開花から1カ月が経過!現在の実のサイズはどのくらい? - アタマの中は花畑
12月中旬に差し掛かりましたが、意外にも我が家の実生パパイヤ(路地植え)はまだ活き活きとしています。ただ元々は熱帯性の植物なので、霜が降りたら一発で枯れてしまうような気もしています。
あとはこのまま枯れるのを待つだけ…のつもりだったのですが、実は今越冬にも挑戦しています。越冬にあたり主茎の伐採が必要になったため、その前に青パパイヤを収穫してしまうことにしました。
(※越冬への無謀な挑戦については、次回の記事で取り上げます)
青パパイヤの成長
9月末に最初の花が開花し、10月末(前回記事)の時点では直径4cmほどの実が付いていました。その後も様子を見守っていたのですが、当初から定点観察していた実についてはほとんど成長することはありませんでした。
◎10月30日撮影(前回記事時点)
◎12月14日撮影
元々定点観察していた実は一番果(赤丸部分)だったのですが、その1つ上の二番果(青丸部分)の方が今では生育が良いように見えます。
二番果の様子がこちらです。ぱっと見の印象では、一番果の1.5倍くらいの大きさまで成長しているように見えます。
少し早い青パパイヤの収穫
少し…というかかなり早いのですが、本格的な越冬準備に入る前に今付いている青パパイヤを全て収穫してしまうことにしました。サイズはかなり小さいものの、全部で4個の青パパイヤを収穫することができました。
実のサイズは先程取り上げた二番果が最も大きく、直径は6cm程度でした。見た目だけは立派な青パパイヤですが、一般的なものに比べたら何回りも小さいです。
いざ実食!実生パパイヤのお味は?
無事に収穫を終えたところで、次は待ちに待った実食です。今回は青パパイヤとして収穫したため、生食ではなくサラダや野菜炒めのような形で調理するのが一般的なようです。
まずは包丁で2つに切ってみました。
(この時点でちょっと感動してしまいました)
こうして写真に写すととても大きな実に見えますが、実際のところは直径わずか6cmです。中玉トマトくらいの大きさしかありませんが、その見た目は昨春に購入した“親”にそっくりです。
▲我が家の実生パパイヤの“親”にあたる実
青パパイヤはそのまま食べると苦味・えぐみが強いため、水にさらしてアク抜きを行います。通常は10分程度で済むようですが、今回は念入りに1時間程度行いました。
水にさらした青パパイヤはサラダに混ぜて食べたのですが、苦くてとても食べられたものではありませんでした。未熟なパパイヤは元々苦味が強い(そのためアク抜きを行う必要がある)のですが、今回収穫した実は未熟過ぎたが故にアク抜きだけでは苦味が抜け切れなかったようです。
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【実生パパイヤ②】パパイヤの果肉が苦いのはなぜ?日本で育てれば苦味はなくなる!? - アタマの中は花畑
始めは興味本位でスタートした実生パパイヤ栽培ですが、(苦くて食べられなかったとはいえ)実を収穫できただけでも私としては大成功です。ただ、せっかくなら苦くないパパイヤも食べてみたいところです。
ということで、現在はダメ元で冬越しに挑戦しています。関東地方平野部、かつ路地植えのためかなり厳しい挑戦であることは覚悟しているのですが…シリーズ継続のためもう少し足掻いてみます。
◎次回の記事はこちら