花好きな私にとって、開花している花自体が少ない今の時期は少し物寂しさを感じてしまいます。早く冬が明け、たくさんの花が咲き誇るシーズンになって欲しいものです。
春の到来はまだ先ですが…春咲きの植物の中には、既に今の時期から蕾の準備を進めているものもあります。しかしながら、それぞれの蕾が今どのような姿をしているのか、ご存知ではない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は少し趣向を変えて、本日撮影した7種類の樹木の蕾をクイズ形式でご紹介したいと思います。
本日見つけた蕾たち
まずは、本日最寄駅〜自宅まで歩いて帰る際に見かけた7種類の蕾たちをご紹介します。後程正解を掲載しますが、まずはそれぞれの蕾の正体が何なのか(もしお時間があれば)想像してみてください。
①薄い緑色で、葉の間から少しだけ顔を出しています。表面には細かい毛が生えています。
②①と同様に枝先に付いていますが、こちらは赤みを帯びた色をしています。表面には同じく細かい毛が生えています。
③かなり膨らんでいるように見えますが、まだまだ固さがあります。色は茶色です。
④小さな玉ねぎのような形状の蕾が枝先に付いています。色は赤茶色です。
⑤真ん丸の蕾がたくさん付いています。細かい球体が密集したような形状をしており、表面はザラザラしています。
⑥今回ご紹介する蕾の中では最もサイズが小さく、拡大しないと蕾かどうか判断が難しいです。色は茶色です。
⑦我が家の敷地内で撮影した蕾です。色は鮮やかな赤色で、少し丸みを帯びています。
正解発表!春になるとどんな花が咲くの?
それでは、早速ですが正解発表です。開花期の記憶も踏まえて記載していますが、もし間違っていたらすみません。。。
こうして並べてみると、同じような蕾からさまざまな形状の花が開花することがわかります。個人的には⑥がなかなか難しいのではないかと思っています。
①ツツジ(ヒラドツツジ)
②サツキ(サツキツツジ)
③ミツバツツジ(コバノミツバツツジ)
④ハナミズキ
⑤ヤマボウシ(トキワヤマボウシ)
⑥フジ(ノダフジ)
⑦ブルーベリー
春咲きの樹木はいつから蕾を準備するの?
品種によって異なるため一概には言えませんが、蕾(花芽)の元となる部分は早いもので前年の夏くらいから作られ始めます。例えば④のハナミズキについては、前年の秋には既に1cm弱ほどの蕾が顔を出しています。
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見た目こそ目立ちませんが、春に向けて着々と準備を進めている蕾に目を向けてみるのもなかなか面白いものです。この先暖かくなるにつれて、これらの蕾が膨らむのが今から楽しみです。
◎第2回はこちら
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