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【クリサンセマム】花色は白・黄の2系統!?ノースポールとムルチコーレの違いは?

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かなり前の話になりますが、ノースポールと同じタイミングで「クリサンセマム」と呼ばれる花を購入してきました。まだ花は咲いていませんが、ラベルを見る限り鮮やかな黄色の花を咲かせるようです。

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購入時点ではノースポールとクリサンセマムを全く別の品種と捉えていたのですが、後に「ノースポールの別名がクリサンセマム」だということがわかりました。つまり、クリサンセマムの花色は白・黄の2系統があるということなのでしょうか?

 

 

ノースポールの概要

まずは先日の記事から、ノースポールの概要を引用してきました。

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科・属名:キク科クリサンセマム属

種別:多年草(日本では一年草扱い)

花色:白

花期:12〜5月

原産:北アフリカ

別名:クリサンセマム、カンシロギク(寒白菊)、ノースポールギクなど

花言葉:誠実、高潔など

◎特徴:

キク科の多年草で、白い花が株全体を覆う様子が北極に見立てられたことからノースポールと呼ばれています。寒さに強い反面、夏場の高温多湿には極端に弱いため、日本では一年草扱いされるケースがほとんどです。

なお「ノースポール」は元々サカタのタネの商品名だったようですが、現在では一般的な名称として流通しています(※Wikipediaより)。そのため、ノースポールではなく「クリサンセマム」「カンシロギク」という名で販売されていることもあります。

 

クリサンセマムの花色は白・黄の2系統!?

冒頭でも触れましたが、クリサンセマムの花色には白と黄の大きく2系統が存在します。白花の品種が「ノースポール」と呼ばれるのに対し、黄花の品種は「ムルチコーレ」という名で流通しています。

ムルチコーレの概要は以下のとおりです。

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科・属名:キク科コレオステフス属

種別:一年草

花色:黄

花期:3〜5月

原産:アルジェリア

別名:クリサンセマム、キバナヒナギク(黄花雛菊)、センリンギク(千輪菊)など

花言葉:誠実、高潔など

◎特徴:

キク科の一年草で、数多くの花を一斉に咲かせることからセンリンギク(千輪菊)とも呼ばれます。寒さにはやや弱いものの非常に丈夫で、こぼれ種でも増えやすいのが特徴です。

現在はコレオステフス属に属していますが、以前はクリサンセマム属に分類されていたことから「クリサンセマム・ムルチコーレ」という名で流通しているものもあります。

 

ノースポールとムルチコーレの違いは?

どちらもキク花に属する近縁種ですが、花色はもちろん葉の形(ムルチコーレの方が丸みを帯びている)や耐寒性(ムルチコーレの方が寒さに弱い)などが異なります。また、1株あたりの花数はノースポールの方が多いようです。

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我が家のクリサンセマム

最後に、我が家のクリサンセマムについても少し触れておきたいと思います。冒頭で取り上げた苗は黄花の品種であるため「ムルチコーレ」だと思われます。購入時点ではまだ花は咲いていませんでしたが、よく見ると複数の蕾が顔を出し始めていました。

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苗をポットから取り出すと、底の部分まで根が張り巡らされてきました。底の白い部分はフカフカした感触でした。
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植え付け場所は、ノースポール(白花・写真手前川)の真横としました。こうして並べてみると、葉の形がかなり違うことがわかりますね。
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花壇への植え付けは1月下旬に行ったのですが…それから約半月が経過した現在、いよいよ黄色の花弁が顔を出し始めました。この調子であれば、今月中には最初の花が開花してくれるかもしれません。

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トーホク ムルチコーレ 種 (花壇 プランター たね ガーデニング クリサンセマム)