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人生初のハンギングバスケットを製作してからおよそ1カ月が経過しました。暖かくなるにつれてビオラの花数が徐々に増えてきており、毎日の観察がとても楽しみになっています。
一方で、鉢やプランターで育てている他の植物に比べて土が乾きやすい点が気になっています。毎年冬〜早春にかけてはあまり水やりを行わない(≒寒いので水やりが億劫になっている)のですが…ハンギングバスケットに関しては、水やりの間隔を開けてしまうとすぐにビオラが萎れてしまうんですよね。
ということで今回は、そんなハンギングバスケットのちょっとしたデメリット・留意点について触れてみたいと思います。
現在のハンギングバスケット
本題に入る前に、まずは我が家のハンギングバスケットの様子からお送りします。撮影時はちょうど日陰に入ってしまっていたため、わざわざ日の当たる場所へ移動させてから撮影しています。
(市販の苗を購入してきたため)ハンギングバスケットの準備を始めた1月下旬の時点で既に多くの花が咲いていたのですが、現在ではその数がさらに増えています。ボリュームや立体感もかなり増してきており、この先の変化がさらに楽しみになってきました。
◎1月下旬撮影(前回記事時点)
◎3月上旬撮影
ハンギングバスケットの土が乾きやすいのはなぜ?
普段は他の鉢やプランターと同様に、庭先の一角で管理しています。ところが、このハンギングバスケットのみ頻繁に土が乾いてしまうんですよね。最近では、ハンギングバスケットにのみ水やりを行う日が増えてきた印象です。
普段とは異なるスペースの使い方、および花の楽しみ方が可能なハンギングバスケットですが、中にはちょっとしたデメリット・留意点もあります。その一つが今回触れた「土の乾きやすさ」です。
ハンギングバスケットに入れた土が乾きやすいのは、主に以下の理由によるものと考えられます。
①風通しの良い場所で管理するため
ハンギングバスケットは通常柵や壁などに掛けて楽しむため、地面に置く鉢やプランターに比べて風通しの良い場所で管理することになります。そのため風によって土中の水分が奪われやすく、結果としてすぐに土が乾くことになります。
②鉢の側面からも水分が蒸発するため
ハンギングバスケットの場合、パームマット(ヤシ科の植物の繊維で作られたマット)などに土や植物を入れて楽しみます。一般的な鉢は陶器やプラスチックで作られていますが、パームマットはそれらに比べて通気性がとても高いです。通気性が高い…ということはパームマットの側面からも水分が蒸発することになるため、その分土も乾きやすくなります。
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③水やりが行いにくい
ハンギングバスケットを地面と並行に掛けている場合は問題ありませんが、我が家のように傾けている場合は十分な水やりが行いにくいです。私も実際にハンギングバスケットを管理し始めて気付いたのですが、植え付け直後は土が溢れてしまうことが多く、水やりを躊躇してしまうことがありました。水やりを十分に行えていなければ、当然土もすぐに乾いてしまいます。
水やりの頻度はどの程度にしたら良いの?
ハンギングバスケットに入る土の容量や植え付ける植物の品種にもよるため一概には言えないのですが、水やりの頻度としてはおおよそ以下が目安となるようです。もちろん以下の頻度に関わらず、土の表面が乾いたり、植物が萎れたりしたタイミングで行うのがベストです。
・夏:1日に1〜2回程度
・春秋:1日に1回程度
・冬:2〜3日に1回程度
特に真夏の場合は1日2回程度水やりを行う必要がありますが、土中の温度が上昇した午後に行うと(お湯をあげているのと同じ意味になるため)かえって植物の根を傷めてしまうことがあります。そのため、1日2回水やりを行う場合は朝と夕方が良いとされています。
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