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【栽培失敗】水栽培チューリップの成長記録

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【水栽培】チューリップの球根で挑戦開始!〜水栽培可能な球根はどの品種?〜 - アタマの中は花畑

 

昨年11月末、初めてとなるチューリップの水栽培を開始しました。ヒヤシンスに比べて難易度は少し高いようですが、水だけで育てても綺麗な花を咲かせてくれるのだとか。本記事では、球根のセット〜開花までの様子を定点観察風にお送りしたいと思います。

※タイトルのとおりですが、今回は見事なまでに栽培に失敗しています。そのため見栄えはあまりよくありませんが、来シーズン以降の備忘録として残しておくことにします。

 

 

11月27日(栽培1日目)

冒頭の関連記事で取り上げた内容ですが、チューリップの球根を栽培容器にセットしたのは11月末のことでした。花色は赤・黄・紫の3色としました。

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12月6日(栽培10日目)

セットした後は冷暗所で管理していたのですが、中央奥の球根から早くも芽が顔を出し始めました。球根によって差はあるものの、根も順調に伸びているようです。

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12月11日(栽培15日目)

球根のセットからおよそ2週間で、栽培容器の中央付近まで根が伸びてきました。この日から明るい場所(室内)へ移動させました。

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12月25日(栽培29日目)

明るい場所へ移動させたことにより、葉が緑色に変わりました。室内の気温も高く、葉はすくすく成長しています。

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1月4日(栽培39日目)

年が明け、葉が一回り大きくなりました。実家帰省のため年末年始は放ったらかしでしたが、何事もなく年を越してくれたようです。

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1月16日(栽培51日目)

一部の球根から脇芽らしき葉が顔を出し始めました。どうやら殻の内側に小さな球根が付いており、そこから葉が伸びてきたようです。

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【チューリップ畑計画②】植え付けの時に球根の殻は剥くべき? - アタマの中は花畑

 

1月27日(栽培62日目)

寒さのピークを迎えました。若干葉が伸びたように見えますが、見た目はほとんど変化なしです。

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2月11日(栽培76日目)

1枚目の葉が開き、徐々に2枚目の葉が顔を出し始めました。

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2月23日(栽培88日目)

葉が大きく開いてきました。蕾が顔を出すのももうすぐかもしれません。

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3月6日(栽培99日目)

さらに葉が開き、左手前の球根からは3枚目の葉が顔を出し始めました。右手前の球根は生育状況があまり良くないように見えますが、角度を変えてみると紫色の蕾らしきものが顔を出していました。

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3月11日(栽培104日目)

紫色の花が遂に開花!と言いたいところですが、何だか様子がおかしいです。葉が十分に開き切る前に開花したことで、花弁が変な形になってしまったようです。

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向かって左前の球根からは、まともそうな蕾が顔を出し始めました。こちらの球根に関しては期待できるかもしれません。
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3月16日(栽培109日目)

紫色の花は咲き終わり、2番目の蕾が高く伸びてきました。先端の色から判断する限りでは、黄色の花が咲いてくれそうです。

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3月21日(栽培114日目)

期待していたのも束の間、花茎の中央部分が突然萎れてしまいました。この影響で蕾が下向きに曲がったのですが、無事に開花してくれるでしょうか…?

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3月24日(栽培117日目)

花茎は完全に折れてしまいましたが、最後の力を振り絞って何とか開花してくれました。花茎さえ折れなければ、もっと鮮やかな色の花が楽しめたはずなのですが…。

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そのため、水栽培の成功可否は最後の1球(おそらく赤花)次第となりました。が、未だに蕾が顔を出しておらず、既に嫌な予感がしています。

 

4月1日(栽培129日目)

4月に差し掛かっても最後の蕾(中央奥の球根)が顔を出さないため、葉を開いて様子を確認してみました。すると蕾は既に枯れ、無残な姿に変わり果てていました。こうして今シーズンの水栽培は「大失敗」での幕引きとなりました。

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チューリップの水栽培に失敗した理由は?

今シーズンは紫・黄・赤の3球を育てたのですが、それぞれの結果は以下のとおりでした。綺麗に開花した花は1球もなく、文字通り「大失敗」に終わりました。

紫→葉が開き切る前に開花し、花弁が変な形に

黄→花茎が途中で折れ、半分萎れたように開花

赤→蕾が未熟なうちに枯れ、開花すらせず

 

今シーズンはヒヤシンスの水栽培にも失敗しているのですが、今回に関しても「極端に暖かい場所で管理し続けたことによる生育不良」が原因だと考えています。チューリップを綺麗に開花させるためには、適度な寒さも必要だということですね。

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【水栽培】ヒヤシンスの花茎が伸びずに開花するのはなぜ? - アタマの中は花畑

 

正直なところ、上記記事を投稿した時点で「きっとチューリップも同じ理由で失敗するんだろうな…」と勘づいていたのですが、本当にその通りの結果になってしまいました。来シーズンは少し寒い場所での管理も挟み、室内で綺麗な花を楽しむつもりです。

 


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