近所の方に苗を譲っていただいたので、現在は3シーズンぶりにズッキーニを育てています。我が家にやって来た当初(GWの1週間くらい前)は小さな本葉が1枚だけ顔を出している状態でしたが、そこから約1カ月で見違えるほど成長しました。
また株の中心付近に芽を向けてみると、最初の実が少しずつ大きくなっていました。この調子であれば、6月早々には収穫することができそうです。
さてそんなズッキーニですが、花や葉を見る限りはカボチャの仲間なのかな?と思っています。しかしながら実の形はキュウリ、食感は何となくナスに近い気がしており、(私的に)今ひとつ立ち位置が分からない野菜だったりします。そこで今回は、ズッキーニのルーツについて少し調べてみることにしました。
ズッキーニの概要
科・属名:ウリ科カボチャ属
種別:一年草
花色:黄
花期:5〜7月
収穫期:6〜8月
原産:北アメリカ〜メキシコ
別名:ツルナシカボチャ、クルジェットなど
花言葉:ほのかな恋など
◎特徴:
北アメリカ〜メキシコ原産の一年草で、蔓を伸ばさないことからツルナシカボチャとも呼ばれます。イタリア料理・フランス料理などによく使われ、日本でも近年徐々に消費量が増えています。ズッキーニの実は大きく緑果種・黄果種の2系統に分けられますが、栽培が容易な緑果種の方が多く流通しています。主に実を食用としますが、黄色い花も「花ズッキーニ」として料理に使われる場合があります。
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ズッキーニはどの野菜の仲間?
ウリ科カボチャ属の野菜であり、かつ別名が「ツルナシカボチャ」であることからも想像が付きますが…ズッキーニはカボチャの仲間です。厳密には、ペポカボチャと呼ばれる小型カボチャの一種とされています。
ズッキーニの原産地は北アメリカ〜メキシコ辺りだと言われていますが、原種に関しては現在とは全く異なる形状をしていたようです。16世紀頃にヨーロッパへと持ち込まれた後、19世紀頃に現在のような細長い実を付ける品種が開発されました。食用として認知されてからは徐々に消費量が増え、日本でも1980年代以降消費量が増加しています。
ズッキーニとカボチャの違いは?
ともにウリ科カボチャ属に属するズッキーニとカボチャですが、両者の違いもいくつか存在します。ここではズッキーニとカボチャの違いについて、主だったものをいくつか紹介します。
①蔓の有無
ズッキーニの別名が「ツルナシカボチャ」である通り、ズッキーニの株にはカボチャのような蔓がありません。そのためカボチャに比べるとコンパクトなスペースで育てられますが、中央の主枝は意外と伸びる(1mを超える場合あり)ためその点は注意が必要です。
②収穫時期
カボチャは開花から収穫まで1カ月ほどかかりますが、ズッキーニの場合は幼実を食用とするためわずか1週間ほどで収穫時期を迎えます。収穫せずにそのまま放置すると実はさらに成長しますが、食感が硬くなるため早めに収穫してしまった方が良いようです。
③甘味の有無
カボチャは糖分を多く含み、収穫後に追熟(糖化)させることでさらに甘味が強くなります。一方でズッキーニはほとんど甘味を持ちませんが…他の食材の味を邪魔する心配がないため、さまざまなな料理に活用されています。
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