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【4歳の息子と育てる西瓜①】鉢植えでスイカを育ててみよう!接木をするのは何のため? - アタマの中は花畑
スイカの植え付けから1カ月弱が経過しました。少しずつですが蔓は伸び続け、ちらほら花も見かけられるようになりました。
しかしながら、私が想定していたよりも成長が緩やかな点が気になっているところです。スイカ栽培について調べてみたところ、ある作業を失念していたことに気付きました。
現在のスイカ
植え付けから1カ月弱が経過した現在のスイカがこちらです。蔓はおおよそ2倍の長さになり、少しずつ葉も増えてきました。最近は雄花・雌花ともにちらほら開花していますが、開花のタイミングが合わず未だ受粉はしていない様子です。
続いて根元付近に目を向けてみると、接木の際に使われていた白い留め具が下に落ちていました。株の成長とともに茎が太くなり、自然と留め具が外れたのかもしれません。
スイカの雄花と雌花
植え付け後、まず最初に開花したのは雄花でした。スイカは雌雄同株の性質を持ち、同じ株の中で雄花と雌花をそれぞれ咲かせます。こちらの雄花の場合、花の中心には雄しべのみが生えています。
先程の雄花を下から覗いてみました。上から見た時は真っ黄色でしたが、下から見ると緑色の花脈(かみゃく)がくっきり浮かび上がっていることがわかります。
続いて、別の日に雌花が開花しました。花の中心が雌しべのみという点は異なりますが、上からの見た目はほぼ雄花と同じです。
しかしながら、横から覗いてみると花の下に子房(後に果実となる部分)が付いているのが雌花の特徴です。(写真では分かりにくいですが)子房には既に黒い縞模様が浮き出ており、長男も何とか識別できている様子でした。
すっかり忘れていた摘芯!摘芯の目的は?
ここでようやく本題に入りますが、冒頭で私が失念していたのは摘芯(てきしん)と呼ばれる作業です。摘芯とは主に茎の先端を切り落とす作業のことで、脇芽の成長を促すことで葉や花の数を増やす効果があります。スイカの場合は切り落とした付け根から子づるを何本も伸ばし、結果として花付きや実付きを良くするために行われます。
タイミングを逃した感は否めませんが、我が家でもすぐに摘芯を行いました。スイカの摘芯は「本葉の枚数が5枚を超えた頃」が適期らしいので、本来であれば購入直後に行うべきだった作業です。。。
せっかく咲いた花達には申し訳ない気持ちもありますが、今回の摘芯でより多くの花が咲いてれる…はずです。
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(摘芯の結果を報告予定)
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