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昨年のインパチェンスに引き続き、今年はその改良品種であるサンパチェンスを育てています。株のサイズは一回り大きくなった程度ですが、徐々に花数が増えてきた印象です。
最近はサンパチェンスばかりを観察していたのですが、先日花壇の片隅でインパチェンスらしき苗を何株か発見しました。今年はインパチェンスを購入していないため、昨年のこぼれ種から発芽したということでしょうか…?
インパチェンスのこぼれ種を発見!
秋植え球根の掘り上げのために花壇を整理していたところ、雑草とは異なる小さな芽を見つけました。当初はホウセンカか何かと思っていたのですが、蕾や花が付いたところでインパチェンスであることがわかりました。
草丈はまだ5cmにも満たないくらいですが、花の見た目は昨年育てていた株そのものです。既に次の蕾も付いており、このまま育てておけば長く花が楽しめそうです。
▲今年開花したインパチェンス
▲昨年育てていたインパチェンス(参考)
※赤・ピンク以外に白花の株も栽培
ちなみに、1カ月半ほど前に我が家のこぼれ種(から発芽した苗)を一挙にご紹介しましたが…このタイミングではインパチェンスの苗自体を発見できていませんでした。ここから1カ月半の間に苗が成長し、花を咲かせてくれたようです。
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インパチェンスはこぼれ種で増えやすい?
インパチェンスは本来多年草ですが、日本では冬の寒さに耐えられないため一年草として扱われます。そのため冬を迎えると枯れてしまいますが、秋まで株を残しておけばこぼれ種が落ち、翌春に再び発芽します。インパチェンスはこぼれ種で増やしやすい植物と言われており、一度植え付けてしまえば、翌年以降はこぼれ種だけでも十分に楽しめるかもしれません。
今回、我が家の花壇で見つけたインパチェンスの苗を1箇所に集めてみました。正直なところこぼれ種にはあまり期待していなかったのですが、これだけ発芽してくれていたことに驚きです。現在は白花のみが咲いていますが、赤やピンクの花にも期待したいところです。
サンパチェンスもこぼれ種で増えるの?
サンパチェンスは改良品種であることもあり、種子を作ることができません。そのためこぼれ種によって苗を増やすことは不可能だと言われています。それでは、サンパチェンスはどのようにして苗を増やしているのでしょうか?
サンパチェンスに関しては、主に挿し芽によって苗を増やしています。コリウスの記事で以前紹介したことがありますが、挿し芽によって増やす品種のことを栄養系(または栄養繁殖系)と呼びます。もちろん自宅で増やすことも可能ですが…無断かつ販売目的で増やすと育苗法に抵触するため、毎年苗を購入した方が無難かもしれません。
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