我が家では玄関先にゴールドクレストを1本植えており、毎年クリスマスシーズンを迎える頃には飾り付けを楽しんでいます。4年目となる今年も、家族で飾り付けを楽しめればなと思っているところです。
そんなゴールドクレストですが、最近少し様子がおかいしことに気付きました。木の中央部分の葉が徐々に茶色く変色してきてしまったのですが、原因や対処法などはあるのでしょうか？
ゴールドクレストの概要
科・属名：ヒノキ科イトスギ属
種別：常緑高木
花色：白
花期：5〜6月
原産：北アメリカ(モントレーイトスギ)
別名：モントレーサイプレス、コニファーなど
花言葉：まっすぐに生きる、不変など
◎特徴：
モントレーイトスギ(北アメリカ原産)の園芸品種で、芳香のある黄色がかった葉が特徴です。樹型が整っており挿し木でも増やしやすいため、日本でもコニファーなどの名前で広く流通しています。初夏に白い花を咲かせますが、花を付けること自体が非常に稀だと言われています。
中央部分が茶色く枯れた…？
冒頭でも触れたとおり、最近になってゴールドクレストの中央部分が茶色く変色してしまいました。変色しているのは木の中央部分のみで、外側の葉はまだ綺麗な色をしているようにも見えます。
ゴールドクレストに関しては、以前も似たような内容を記事にしたことがありますが…その時とは葉の枯れ方が異なるようです。
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また木の上部に関しては、葉の変色はほとんど見られませんでした。今回の症状は、木の下側の比較的古い枝で発生しているようです。
葉が茶色く変色した原因は？
ゴールドクレストは高温多湿に弱く、実は日本の環境にはあまり向かない樹木だと言われています。今回のケースに関しても、ちょうど梅雨の時期に発生したことから高温多湿が原因なのでは？と考えています。
なお、木の場所によって枯れ方が異なったのも、葉の蒸れ方が関係していそうです。
◼︎木の下側では葉が枯れた
→木の成長によって昨年よりも葉の量が増え、中央部分がより蒸れやすくなった
◼︎木の上側では葉は枯れなかった
→まだ葉の量が少なく、比較的蒸れにくかった
対処法はあるの？
一度枯れた葉は復活させられないため、まずは枯れた葉を取り除いてしまうことが一番の対処法となります。葉を取り除いて通気性を上げ、残った葉を枯れにくくすることができます。
また、枯れ具合によっては挿し木による世代交代も選択肢に入ります。ゴールドクレストは挿し木〜発根まで数カ月程度かかりますが、比較的挿し木で増やしやすい樹木だと言われています。
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