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【4歳の息子と育てる西瓜④】雌花と雄花が揃って開花!スイカに人工授粉は必要? - アタマの中は花畑
スイカの人工授粉(前回記事)から約3週間が経過しました。人工授粉は無事に成功したようで、今では少しずつですが実が肥大化してきています。日に日に成長している様子が長男・次男にとっても面白いらしく、保育園へ連れて行く前にスイカを観察するのが最近の日課になっています。(※次男(2歳)が実を触りまくるので、いつか落ちてしまわないか毎日心配していますが。。。)
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そんなスイカですが、最初のうちは順調に成長していたものの、最近は少し歪な形になってきているような気がします。スイカの実が綺麗な形にならないのには、何か理由があるのでしょうか?
現在のスイカ
現在のスイカがこちらです。全体的に葉や茎が黄色っぽくなり、つるの成長もほとんど見られなくなりました。私の育て方が悪いだけのような気もしますが、鉢植えだとこのくらいが限界なのかもしれません。
最近ではつるの先端に付いた花も咲く前に枯れてしまうことが多く、結局実になったのは前回人工授粉したこちらの1個のみでした。仮に人工授粉が失敗していたら「収穫なし」で終わっているところでした。。。
スイカの実が丸くならない!?
今回唯一できた実を拡大してみました。成長スピードは思ったより緩やかで、ようやくテニスボールくらいの大きさになりました。
そして冒頭でも触れたとおり、最近は実の形状を少し気にしています。具体的には、上記写真の左半分は順調に育っている一方で、右半分の膨らみがやや悪い点が気掛かりです。この生育状況の違いにより、本来丸いはずのスイカの実がやや歪な形になっているように見えます。
実が歪な形状になったのはなぜ?
今回我が家で見つけた歪な形状をした実のことを変形果と呼びます。変形果が生まれる原因はいくつかあるようですが、我が家に関してはこのうち①または②が関係しているのでは?と考えています。
①蔓の根元付近の雌花を受粉させた
②地面に寝かせた状態で実を成長させた
③受粉時に極端な低温を経験させた
調べてみたところ、スイカの場合は蔓の根元から15〜20節目に付いた雌花に着果させると品質の良い実ができやすいようです。しかし我が家の場合は、こちらの赤丸部分に咲いた雌花に着果させました。この写真だけでも、まだ蔓の長さが短いのは一目瞭然ですね。。。ちなみに、蔓の根元付近(低節位)に咲く雌花はまだ未熟なことが多く、着果させても変形果になってしまうケースがあるようです。
加えて、着果後の管理方法も実の形状に影響を与えることがあります。例えば我が家の場合は地這い栽培(支柱等を使わず、地面に這わせて栽培する方法)に近い形で実を育てていますが、この際にへたを真上に向けておくと皮が均等に育ちやすいようです。今回はへたを横に寝かせて育ててしまったため、下側の皮が思うように成長せず、結果として歪な形状になってしまった可能性もあります。
ということで色々と前途多難なスイカ栽培ですが、長男・次男のためにも何とか収穫まで漕ぎ着けたいところです。
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(何か動きがあれば更新)
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