アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【ナス】更新剪定の適期はいつ頃?秋茄子の準備は夏のうちに!?

◎前回の記事はこちら

【秋茄子は嫁に食わすな】秋に収穫した茄子って本当に美味しいの? - アタマの中は花畑

 

前回記事の中で、甘味・旨味が強くて美味しい秋茄子を収穫するためには「更新剪定」と呼ばれる作業が必要なことをご紹介しました。(当時はまだ何個か実が付いていたので)我が家での実践は見送っていたのですが、実の収穫が一区切りつきそうなので作業に踏み切ってみることにしました。

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と言っても更新剪定を行うのは今回が初めてなので、今回は見よう見まねの作業記録として記事を投稿してみようと思います。

 

 

更新剪定とは?

更新剪定(こうしんせんてい)とは、勢いの衰えた枝や株を回復させるために行う剪定のことです。一般的なナスは6月頃から収穫期を迎えますが…夏の間ずっと実を付け続けていると、秋茄子を収穫する9〜10月頃には株が疲れてしまい末成り(うらなり)の実しか収穫できなくなります。末成りの実は味が落ちてしまうため、これを防ぐために更新剪定を行います。更新剪定により枝を切り戻し、肥料を与えることで疲れた株が一旦回復します。この作業により、秋には末成りではなく美味しい秋茄子が収穫できるようになります。

◎末成り(うらなり)についてはこちら

本成り(もとなり)と末成り(うらなり)の違いとは?末成りでもまだまだ食べられます! - アタマの中は花畑

 

更新剪定の適期はいつ?

更新剪定の適期は7月下旬〜8月上旬頃で、遅くとも8月中には行った方が良いとされています。ちょうど真夏にあたるため暑さや乾燥により株に負担がかかりやすく、ハダニなどの害虫も発生しやすい時期です。そのため、この時期に更新剪定を行うことで株への負担をより大きく抑えられるようです。

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なお、更新剪定を行ってから1カ月程度で再び実を収穫できるようになります。言い換えると更新剪定から1カ月間は実を収穫できないことになるため、剪定は計画的に行うようにしましょう。

 

更新剪定を行ってみよう!

適期を少し過ぎてしまいましたが、早速我が家でも更新剪定に挑戦してみることにしました。その前に付いていた実を片っ端から収穫してみたのですが…その多くが茶色くて固い部分を持つ「石ナス」と呼ばれるものでした。石ナスは主に受粉不良よって発生しますが、これだけ多いとなると株の疲れも影響していたのかもしれません。
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◎石ナスについてはこちら

【ナス】茶色く硬い実やツヤのない実ができるのは何故?〜石ナス・ボケナスの原因と対策について〜 - アタマの中は花畑

 

更新剪定の際は以下の点に気を付けたつもりです。枝を短くすることで株への負担を減らしつつ、葉や脇芽を少し残すことで剪定後の回復が早まることを期待しています。

・枝を1/2〜1/3程度の長さまで切り戻す

・切り戻し後も葉が数枚残るようにする

・脇芽が顔を出している節を優先して残す
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また、更新剪定後の一手間として以下の作業を併せて行っておくと、回復効果がより大きくなるようです。(冬野菜の植え付けの関係で)秋茄子を収穫する頃まで株を残せるか未定ですが、我が家のナスもこの2点を行った上で経過観察を続けています。

・追肥を行う

・株の根元から少し離れたところにクワやスコップを何箇所か刺す(根切りにより新しい根の成長を促進する)

 

◎次回の記事はこちら

(秋茄子を収穫するまで株を残していたら更新)


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