今日は久々に家庭菜園の近況をお送りしたいと思います。現在の家に引っ越してから4回目の冬を迎えることになるのですが、4シーズン目にして初めて芽キャベツを育てています。苗を購入したのは2カ月ほど前のことで、現在では2回りほど成長しています。
◎9月中旬撮影
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◎11月上旬撮影
そんな芽キャベツですが、苗の段階から既に一般的なキャベツとは少し異なる見た目をしています。しかしながら、名前に「キャベツ」が付いているということは元々同じ品種だったのでしょうか?
芽キャベツの概要
科・属名:アブラナ科アブラナ属
種別:多年草
花色:黄
花期:3〜5月
収穫期:11〜3月
原産:ベルギー
別名:ヒメカンラン(姫甘藍)、コモチカンラン(子持甘藍)など
花言葉:小さな幸せ、快活な愛など
◎特徴:
原産地はベルギーのブリュッセル近郊で、日本へは明治時代初頭に到来しました。葉の付け根から伸びる脇芽が結球する点が特徴で、その見た目から芽キャベツ、ヒメカンラン、コモチカンランなどと呼ばれます。適切に栽培すれば、1株から50個以上の脇芽を収穫することができます。
秋〜冬以外の季節でも栽培は可能ですが、害虫が付きやすいことなどからあまり行われていないようです。
芽キャベツとキャベツの違い
概要欄でも触れたとおり、芽キャベツといえば葉の付け根に「小さなキャベツ」ができることが特徴です。その見た目は一般的なキャベツによく似ていますが、芽キャベツとキャベツは元々同じ品種だったのでしょうか?あるいは別の品種で、見た目が似ていることから便宜上キャベツと名付けられたのでしょうか?
調べてみたところ、芽キャベツはキャベツの変種であり、両者は元々同じ品種だったと考えられます。但し以下の点が異なるため、栽培上は別の品種として扱われることがほとんどです。
◎キャベツの特徴
・先端の頂芽が結球する
・茎はあまり伸びず、草丈は40〜50cmに留まる
・1株から1個を収穫する
・1個の重さは1kg程度
・品種を選べば1年中栽培することも可能
◎芽キャベツの特徴
・頂芽は結球せず、脇芽が結球する
・茎がよく伸び、草丈が1mを超えることもある
・1株から50個以上収穫することも可能
・1個の重さは20g程度
・高温多湿や害虫に弱く、主に秋〜冬にかけて流通する
我が家の芽キャベツ
最後に、我が家の芽キャベツを改めてご紹介したいと思います。初めての栽培なのでこれが順調なのかはわかりませんが…植え付け時に比べると葉の枚数は倍以上に増えた印象です。先端の頂芽はこちらの通りで、やはり結球する様子はなさそうです。
続いて根元付近に視線を移してみると、葉の付け根部分に脇芽らしきものが顔を出し始めていました。そろそろ「葉かき」と呼ばれる作業を行う必要があるようなので、そのタイミングで改めて記事を投稿する予定です。
◎次回の記事はこちら
(間もなく葉かきを行う予定)
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