◎前回の記事はこちら
【フェイジョア】初収穫間近!?実の収穫時期はいつ頃? - アタマの中は花畑
本ブログではしばしばフェイジョアの近況をお知らせしてきましたが、栽培4年目にして遂に収穫の日がやって来ました。最初の3年間はアポロ1本のみを育てており、人工授粉にことごとく失敗していたのですが…今シーズンからクーリッジ(鉢植え)も育て始めたことでようやく実を付けてくれました。
しかしながら、フェイジョアは収穫してすぐに食べることはできず、しばらく追熟させる必要があるのだそうです。実際のところ、収穫後にどのくらい追熟させれば美味しく食べられるのでしょうか?
フェイジョアの収穫
前回記事でも触れたとおり、フェイジョアの収穫時期は10〜11月と言われています。ただ見た目だけでは収穫適期を判別できないため、基本的には自然落下した実を拾って収穫することになります。
そんなこんなで実が落ちる日を心待ちにしていたところ、遂にその日がやって来ました。他の果物であれば「食べられるはずだったのに…」と落胆するところですが、フェイジョアであれば「やっとこれで食べられる!」と手放しで喜ぶことができます。
この日は結局3個の実が落下していました。前回記事では「実は2個しか付いていない」と記載していましたが、実際にはもっと多くの実が付いていたようです。
実の重さを計ってみると、最も重いもので39g、最も軽いもので16gでした。アポロの場合は実の重さが50gを超えるようなので、今回収穫した実はかなり小ぶりなのかもしれません。
収穫後の追熟期間はどのくらい?
フェイジョアは実が自然落下したタイミングで収穫しますが、収穫直後は果肉が固く、甘味も少ないようです。そのため、ある程度の追熟期間を挟むことで「食べ頃」を待つ必要があります。
自然落下時の実の状態にもよるため一概には言えませんが、追熟期間は収穫から3〜10日程度と言われています。追熟時は常温保存で問題なく、以下を満たすと食べ頃を迎えます。食べ頃を過ぎると一気に傷んでしまうため、追熟が終わったら冷蔵庫へ移し、早めに食べてしまうようにしましょう。
・指で表皮を触ると柔らかく感じる
・実から甘い香りが漂うようになる
※ちなみに…最初に収穫した実の追熟を待っている間、新たに10個ほどの実を収穫することができました。それでもまだ何個か実が付いているようで、前回記事で「実は2個しか付いていない」と書いたのがますます恥ずかしくなってきました。。。
いよいよ実食!そのお味は?
最初の収穫から1週間ほど経過した頃、3個の実のうち1個から甘い香りが漂うようになりました。表皮には少しシワが入り、触ってみるとやや柔らかくなっていました。先程記載した食べ頃の条件(果肉が柔らかくなり甘い香りが漂う)を満たしていそうなので、満を辞して食べてみることにしました。
ナイフで半分に切ってみると、果肉は淡い黄色をしていました。他の方のブログでは橙色の果肉も拝見していましたが、この辺りはフェイジョアの品種が関係していそうです。
実のサイズが小さいため、スプーンですくっていただきました。食感は洋梨に近く、味はグアバの爽やかさとバナナのまろやかさを併せ持ったような感じでした(うまく表せずすみません)。
先日収穫したイエローストロベリーグアバもかなり美味しかったのですが、個人的にはこちらの方が好きかもしれません。来年以降も毎年収穫したいところですが、鉢植えのクーリッジが花を咲かせてくれるかどうかに全てかかっていそうです。
◎関連記事はこちら
【グアバ】関東地方で実践!屋外栽培でイエローストロベリーグアバを収穫! - アタマの中は花畑
◎次回の記事はこちら