アタマの中は花畑

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【雑談】母の日と言えばカーネーション、では父の日は?

先日息子達と夏野菜の苗を買いに行った際、店頭でカーネーションの苗を見つけ思わず衝動買いしてしまいました。同じナデシコ科であれば以前トコナツナデシコを購入しているのですが、今回のカーネーションもずっと育てたかった花の1つです。

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突然ですが…そんなカーネーションと言えば、皆さま何を連想されますでしょうか。多くの方は「母の日」を連想されるのでは?と勝手に予想しているのですが、数ある花の中でなぜカーネーションを渡すようになったのでしょうか?

 

 

カーネーションの概要

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科・属名:ナデシコ科ナデシコ属

種別:多年草

花色:赤、ピンク、白、黄など

花期:4〜6月

原産:地中海沿岸

別名:オランダナデシコ、ジャコウナデシコ、オランダセキチクなど

花言葉:無垢で深い愛、女性の愛、感動など

◎特徴:

地中海沿岸原産の多年草で、日本には江戸時代初期以前に渡来したと言われています。赤みを帯びた肉色(ラテン語でcarn)の花を咲かせることや、戴冠式(英語でcoronation)などで冠を飾る花として利用されていたことなどが名前の由来となっています。オランダより渡来したことから、「オランダ」が付く別名もいくつかあります。

元々は切花用の高性種が主流でしたが、近年では鉢植え用の矮性種も多く流通しています(※本記事の冒頭で掲載したカーネーションも矮性種です)。

 

母の日にカーネーションを渡すのはなぜ?

冒頭でも触れたとおり、カーネーションと言えば母の日に渡す花の定番です。その起源は100年以上も前に遡り、アメリカに住むアンナ・ジャービスが亡き母親を偲ぶため、母親が好きだった白いカーネーションを供えたことだとされています(1907年5月12日)。その後、この行為に感動した人々の間で活動が広まり、1914年にはアメリカで正式に「母の日」が制定されました(5月の第2日曜日)。

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なお、当初は白いカーネーションを渡すのが定番でしたが、現在では赤いカーネーションが主流となっています。赤・白のカーネーションにはそれぞれ以下のような意味合いが込められており、花言葉もそれにちなんだ内容となっています。

◎赤いカーネーション

・生きている母親のために渡す花。花言葉は母への愛、純粋な愛、真実の愛など。

◎白いカーネーション

・亡くなった母親のために渡す花。花言葉は私の愛情は生きている、尊敬など。

 

父の日に渡す花はあるの?

ここまでの内容から、母の日にカーネーションを渡す慣習が100年以上続いていることが分かりました。そんな母の日に対して、父の日に渡す花のイメージがあまり湧かないのですが…何か定番の花はあるものなのでしょうか?

 

こちらも調べてみたところ、日本では黄色いバラを渡すのが一般的なのだそうです(※なお、私自身は渡したことも貰ったこともありません。。。)。その歴史は母の日に比べれば浅く、1982年に日本ファーザーズ・デイ委員会が開催した「父の日黄色いリボンキャンペーン」が起源だとされています。

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なお、黄色いバラの花言葉は美、友情、献身、嫉妬、薄れゆく愛などで、必ずしも贈り物として適した内容ではありません。そのため、同じく黄色い花を咲かせるヒマワリ、ガーベラ、ユリなどを代わりに渡すケースもあります。


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