現在の家に引っ越してから、まず最初に植えた植物の1つがローズマリーです。本ブログを開設する少し前(2019年春)に植えたのでかれこれ4年ほどの付き合いになるのですが…ここ最近はあまり生育が良くなかったため、思い切って株を入れ替えることにしました。
↓↓↓
時々剪定していたとはいえ、さすがに4年も育てているとかなり大きな株になりますね。まるで木のような出立ちですが…そもそもローズマリーは木なのでしょうか?それとも草なのでしょうか?
ローズマリーの概要
科・属名:シソ科アオギリ属
種別:(後述)
花色:青紫、ピンク、白
花期:11〜5月
原産:地中海沿岸
別名:マンネンロウ(迷迭香)など
花言葉:追憶、思い出、記憶など
◎特徴:
地中海沿岸原産で、日本へは江戸時代末期に渡来しました。一般的には英名(rosemary)をそのまま採用していますが、中国経由で渡来したことから中国語表記(迷迭香、マンネンロウ)で呼ばれることもあります。花期は主に冬〜春ですが、品種や栽培環境によっては夏に開花することもあります。
細長い葉には芳香があり、料理やハーブティーのほか、消臭剤や虫除けとして活用されることもあります。
ローズマリーは木・草のどちら?
結論から言ってしまえば、ローズマリーは木(常緑低木)です。ローズマリーは品種によって立性・ほふく性の2系統に分けられますが、枝を上へ伸ばす立性の中には樹高が2mに達する品種もあります。草のような感覚で花壇に植えるといつの間にか巨大化してしまうため、樹高を抑えたい場合は定期的に剪定を行う必要があります。
改めて我が家のローズマリー(※元々植えていた株)を観察してみると、根元付近は木そのものでした。この写真だけを見ると、ローズマリーが草だと勘違いすることは無かったかもしれませんね。
ローズマリーはハーブの仲間?
少し前に投稿した記事によれば、ハーブは「葉・茎・花などに特有の香りを持つ有用植物全般」と定義します。したがって、葉に芳香があり、かつさまざまな用途に活用されるローズマリーはハーブの仲間です。ちなみに…ミントは「シソ科ハッカ属に属する植物全般」を指すので、シソ科アオギリ属のローズマリーはミントではないことになります。
◎関連記事はこちら