◎前回の記事はこちら(#32島根県)
【都道府県の花#31】鳥取県の木・花について - アタマの中は花畑
2023年7月より「都道府県の木・花シリーズ」と題して、各都道府県を代表する植物についてご紹介しています。第33回となる今回は、岡山県の木と花について取り上げたいと思います。
岡山県の木について
岡山県の木は「あかまつ」です。ここでは、あかまつの概要についてもご紹介します。
科・属名:マツ科マツ属
種別:常緑高木
花色:─
花期:4〜5月
原産:日本、中国、朝鮮半島など
別名:メマツ(雌松、女松)など
花言葉:不老長寿、哀れみ、同情など
◎特徴:
マツ科の常緑高木(常緑針葉樹)で、日本では本州〜九州にかけて広く分布しています。樹皮が赤みを帯びていることからその名が付けられたとされ、自然環境下では樹高30〜40mに達することもあります。雌雄同株で、開花した翌年の秋に種を実らせます。
◎あかまつの概要は下記記事からの引用です
【松】赤松(アカマツ)と黒松(クロマツ)の違いについて〜松茸が生えるのはどっち?〜 - アタマの中は花畑
岡山県の花について
続いて、岡山県の花は「ももの花」です。こちらも、ボタンの概要についてご紹介します。
科・属名:バラ科モモ属
種別:落葉小高木
花色:桃
花期:3〜4月
原産:中国
別名:御酒草(ミキクサ)、三千年草(ミチトセグサ)など
花言葉:チャーミング、気立ての良さなど
◎特徴:
中国原産の落葉小高木で、夏に実る果実は食用となります。日本での主な産地は山形県、山梨県、長野県などで、降水量が比較的少ない盆地で多く栽培されています。春にはピンク色の花を咲かせ、その名のとおり「桃色」の由来にもなっています(※諸説あります)。
また、桃のうち「花を鑑賞するために栽培される品種」全般のことを花桃と呼ぶこともあります。花桃の花色は赤・ピンク・白と富んでおり、一重咲き・八重咲きの両方が存在します。また品種にもよりますが、食用の品種(実桃)に比べて花のサイズは大きめです。
◎ももの花の概要は下記記事からの引用です
【梅・桃・桜・杏子】ウメとモモとサクラとアンズの花の違いは? - アタマの中は花畑
実桃(ミモモ)と花桃(ハナモモ)の違いについて〜花桃の実は食べられるの?〜 - アタマの中は花畑
岡山県の木・花の由来は?
岡山県の木としてあかまつ、島根県の花としてももの花が選ばれたのには、それぞれ以下のような経緯があるようです。
◎あかまつ
・各界代表者による審議会であかまつを含む3候補が選定され、その後の県民投票により昭和41年9月に制定された。 県内の景勝地で多く見かけられるなど、景勝地の構成美として欠かせない役割を果たしていることが由来。
◎ももの花
・明確な制定日は定められていないが、昭和25年頃から慣習的に使用されている。桃が岡山県の名産であり、かつ桃太郎伝説などで親しまれていることが由来。
◎次回の記事はこちら(#34広島県)
【都道府県の花#34】広島県の木・花について - アタマの中は花畑
【 単 品 】 アカマツ 樹高0.3m前後 10.5cmポット あかまつ 赤松 アカマツ 苗 植木 苗木 庭 生垣 目隠し